• 連載
  • 2022.02.25

食品メーカーで働くリアル|25歳/営業職/新卒入社3年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社3年目で、食品メーカーで働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:25歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール
    職種:営業
    業種: 食品メーカー 入社3年目

    1日のスケジュール


    (1)現在のお仕事とやりがいについて


    乳製品を扱う食品メーカーの営業職として働いています。より具体的に言うと、外勤として得意先に行って商談をすることが主な仕事になります。

    私が勤めている部署はスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが得意先になるので、そういった店舗に足を運んで、自分たちの商品が今どんな状況なのかを店舗の方に聞くことも外勤の業務の一部です。

    あとは内勤業務もあるので、例えば午前中に外勤をしたら午後は内勤で資料作成をする、というのがだいたいの一日のスケジュールです。

    また、私の会社の一番の魅力としては商品の味がすごく良いことですね。

    小売店への提案が通って、実際に商品を食べてもらったときには99%の方が「美味しい!」って言ってくれるんです。私自身が入社したキッカケも商品力の高さでした。

    そこがやっぱり魅力に感じるところでもありますし、逆にその美味しさや魅力が知られていないことが今の課題なんです。
    なので、一人でも多くの人に商品の美味しさを知ってもらうことが今のやりがいです。

    (2)入社前と入社後のギャップ


    「商品力」という点ではギャップは全くありませんでした。入社してから知った商品も全て美味しかったですし、すごくこだわっているなと感じましたね。

    逆に会社としてのギャップはありました。

    商品力もそうですが、社長がとても熱い人だったことが入社したい!と思った理由でした。ですが、実際は商品をより良くしていくためのアクションというよりも、現状維持が多いですね。

    私自身は現状維持は停滞だと思っているので、例えば工場をリニューアルするとか、もっと商品を良くするために奮闘するべきだと思うんです。そこはギャップでしたね。

    (3)就職活動を振り返って


    元々物を扱いたくて、メーカーに入ると決めていたんです。そこでメーカーの中でも自分の興味のある分野に行きたいと思ったときに「食」は大好きだったので、食料品関係のメーカーを中心に見ていました。

    就職活動をする前は今の会社のことを知らず、合同説明会に行ったときに初めて知って商品を食べたんです。そこで食べたプリンが今までの人生で食べたことのないくらい美味しくて、それが今の会社を知ったキッカケですね。

    そこから会社のことを調べ始めたら、商品一つ一つに対するこだわりがすごかったんです。

    例えば、他のメーカーであれば機械を使って作る工程を、全て自分たちで一から作ったり、商品の中に入っているものも一つ一つ検品していて、そういったこだわりに対して非常に感銘を受けました。

    ですが、そういった商品に対するこだわりが世の中にまだ知られていないことに魅力を感じて、もっと色んな人に知ってもらいたいなと思ったんです。

    (4)アメフトの経験が社会に出て活きたこと


    アメフトの経験は社会人としてのほぼすべてに活きていますね。

    まず、チームスポーツをやっていたことはかなり大きかったです。

    どうしても社会人になると組織として動くことになるので、組織の中で自分の役割や立場を学生の間に学べたことは非常に大きかったと思います。

    あとは、学生時代には何に対しても目標を立てた上で逆算して、行動や練習に取り組んできたと思うんですが、その経験は社会人になっても大きく活きていると思いました。

    そこに加えて責任感や自分の役割を判断出来るようになったことも部活で得たことですね。

    (5)今後のビジョン


    入社した時から変わらないんですが、「一人でも多くの人に私の会社の商品を知ってもらいたい」ということですね。

    そのために、まずは「どうやって知ってもらうか」が重要です。

    一番良い方法としては実際に食べてもらうことだと思うんです。
    例えば、提案や挨拶に行くときや友達と会う時にサンプルを持っていったり、自分で買ってその場で渡したりとかは必ずやっていますね。

    まずは食べてもらい、経験してもらうことを大事にしています。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    とにかく就活の軸を作ることが大切です。
    まず、自分自身が何をしたいか、自分がどういう目標を立てた上で仕事をしたいか、ということが一番大事になってくると思います。

    周りの友達を見ていても、「ここでいいや」とか「決まったからここに就職するわ」くらいの気持ちで就職した人は正直続いていないんです。

    もし続いているにしても、ずっと愚痴をこぼしていたり、せっかく長い期間働くのに愚痴を言い続けるような生活を送るくらいだったら、自分のやりたいことや目標に向けて働き続ける方が自分にとってプラスになるはずです。

    そのためには、まず就活の軸を作ることが一番大事だと思います。

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    ご覧いただき、ありがとうございました!
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