- 連載
- 2022.02.21
鉄道業界で働くリアル|24歳/総合職/新卒入社2年目
- #鉄道
- #通信・インフラ
- #働くリアル
こんにちは、1st down編集部です。
連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。
今回は新卒入社2年目で、通信業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!
▼目次
【プロフィール】
年齢:24歳
大学時所属部活:野球
職種:営業
業種: 通信業界 入社2年目
営業として入社して2年目なんですが、1年目は中小企業さんや保育園などの小さな施設に通信インフラの営業をしていました。
具体的に言うと、電話やWi-Fi、インターネット環境などのお客様の課題を営業として解決していく形です。
2年目から異動になり、今は区役所などの大きな自治体さんに対して営業をしています。
中小企業さんと違い、自治体には予算があるのでその予算に当てはめて、本当にそれが必要なのかをずっと話して販売していくので商談のスパンも全然違うんです。
1年目は単独で行動していたんですけど、2年目は何億円レベルで動く大きい案件なので、チームで動きながら打ち合わせを重ねて進めていきます。全然違う職業に変わったような感覚ですね。
2年目になって難しいところは、やはり金額が大きくなったことですね。ただ売れば良いんじゃなくて、買ってもらうお金って税金じゃないですか。
他の案件と比べて規模が大きいので、通信機器などの専門的な知識がないとお客さんとも話せませんし、設定だとかも専門の人がいないと何もできないんです。今は会話についていくことが一番大変です。
携帯やパソコンだったり、ネットワークって普段当たり前に使っているじゃないですか。
それを構築するのに色々な設定をしたり、色々な工事の人が関わったりとか、本当に色々な人が関わって環境を整えていく中でネットワークを構築することってこんなに大変なんだって思いました。
やっぱりインターネットが通らなかった場所で工事が完了して、普通に電話が繋がるとかインターネットが繋がった瞬間に「あぁ、良かった」って感じますし、すごく嬉しいですね。
今の会社は情報通信業の中でも大手なので、デジタル化が進んだ会社なのかなと思いきや、社内の事務処理で想像以上に紙が多かったですね。
お堅い仕事だからこそ、社内事務処理の段階で色んな部署を通るのでそこで上手く調整が行かなかったり、融通が利かない部分があります。
もちろんデジタル化している部分もあるんですけど、それを使わない人も多くいるので、完全移行はまだ出来ていないですね。
ずっと野球をやってきてやりたいことも特になかったので、教員免許を取って教員をやろうと思っていたんです。ですが、なかなか枠が空かなくて入れませんでした。
そこで民間企業に就職しようと思ったときに、とりあえず大手にエントリーをしてその中で選考が通った企業に面接に行ったんですけど、調べていくうちに今の会社は福利厚生が良いって分かったんです。
大手ですし通信インフラになるので今後も間違いなく必要だろうと思いました。
通信業にはあまり興味はなかったんですけど、ホワイト企業かつ大手だったので選びましたね。
営業のスタイルが変わったので、今は先輩に付いて案件を一緒にやらせていただいているんですけど、お客さんも大きいし金額も大きいし、自分の売り上げが会社の売り上げに直結している部署なんです。
そこで自分がチームの中心になりながら色んな人を動かして、案件を受注して進めていけるスキルをつけることが今の目標です。
今は実践しながら経験して覚えていくことが自分の中で一番効率が良いと思っているので、「とりあえずやってみる」ことを大事に色んな場所に積極的に足を運んだりしています。
もちろん勉強もしなきゃいけないんですけど、それよりも先輩について色々な打ち合わせに足を運んでみて、分からないことは質問したり、そういった努力はしています。
実際に入社1年目は支店内の同期の中で売り上げ1位を取れました。何も分からなかったところから「とりあえずやってみる」を意識して成果をあげられたので、まずはやってみることが大事なんだと思いました。
体育会系ってどうしても「早く就職先を決めたい」って焦りとか、早く内定を貰って遊びたい!みたいな願望はあると思うんですが、ちゃんと自分が行きたい企業を受けて、そこから遊んでも時間は全然あると思うんです。
なので、何となく就職する企業を決めるんじゃなくてビジョンと期待を持って、自分が行きたい会社に決めることが一番大事だと思います。
・・・
ご覧いただき、ありがとうございました!
1st downでは他業界で働く方のリアルも紹介しています。
気になる方はぜひこちらからご覧ください。