- 連載
- 2023.01.13
【ゼロアメvol.10】アメフトの審判について学ぶ!
- #ゼロアメ
- #連載
- #アメフト
皆さんこんにちは!
1stdown編集部の清水です。
季節は冬真っ只中!日中でも気温が下がり、いよいよ年の瀬ですね。
皆さんはどんな「冬」をお過ごしでしょうか?
今回は社会人アメフトリーグ「Xリーグ」をご紹介しますよー!
!この記事のまとめポイント
■ 「Xリーグ」は国内アメフトの最高峰!
■ 「ライスボウル」は日本一を争うトーナメントリーグ!
■ 日本は「アメフト強豪国」
▼目次
前回の世界最高峰のフットボールリーグ「NFL」についての記事を覚えていますでしょうか?
今回は満を持して国内アメフトについて解説!「NFL」にも負けない熱い戦いを見せてくれる「Xリーグ」とは…?!
★NFLについての記事はこちらから!
日本で初めてアメフトの試合が行われたのは1925年の東京高等師範学校 (現筑波大学)でした 。その後、1934年に立教大学のポール・ラッシュ博士の指導のもと、立教大学・早稲田大学・明治大学の3校でアメフトチームが誕生。翌年には、法政大学・慶應大学・関西大学でもアメフト部が創部されました。
その後はアメフトは大学スポーツとして発展し、社会人フットボールチームも創部されていきました。当初は大学のOBたちが集うクラブチームが多かったですが、その後は実業団チームも増えていき国内アメフトも賑わいを見せるようになっていきました。
そしてついにクラブチームと実業団チームのトップからなる「Xリーグ」が誕生するのです…!
Xリーグは、1996年に発足した一般社団法人日本社会人アメリカンフットボール協会(NFA=National Football Association)のトップリーグ。つまり、国内アメフトの最高峰です!
<リーグ名称について>
「Xリーグ/エックスリーグ」の「X/エックス」は、『Xcellence(excellence)=卓越、優秀、傑作』及び「Xpert(expert)=熟達した」、「Xciting (exciting)=刺激的な、興奮させる」のイニシャル。日本におけるアメリカンフットボールのさらなる普及・発展につながるエクセレントなリーグとして、プレーヤー/チームがよりハイレベルなエ キスパートをめざし、より多くのファンに楽しんでもらえるエキサイティングなプレー/ゲームを提供することへの意志を表明。
加盟チームには、企業の社員選手だけで構成する実業団と様々な職業を持つ選手が集まるクラブチームの2種類があります。
XリーグはX1、X2、X3の3部構成となっており、X1は上位の「X1 SUPER」と下位の「X1 AREA」に分かれています。
<X1 SUPERチーム一覧>※2022シーズン開始時点
・ パナソニック インパルス
・富士通フロンティアーズ
・オービックシーガルズ
・IBM BIG BLUE
・ノジマ相模原ライズ
・東京ガスクリエイターズ
・エレコム神戸ファイニーズ
・オール三菱ライオンズ
・アサヒビールシルバースター
・アサヒ飲料クラブチャレンジャーズ
・otonari福岡SUNS
・胎内ディアーズ
X1では毎シーズンのリーグ戦の成績のうち、上位12チームを「X1 Super」とし、X1 Superに所属するチームで社会人日本一を争うことになっています。その日本一決定戦こそ「ライスボウル」なのです!
★アメフトのシーズンとは?
「シーズン」とは組織化されたスポーツ・リーグやスポーツ大会において、公式に管理された試合(競技)が開催される一連の期間のことを指します。アメフトにおいてもNFL、国内アメフト(学生・社会人)によってシーズンが設定されています。
★シーズンの進み方
シーズンの締めくくりとして行われる「ライスボウル」「甲子園ボウル」「スーパーボウル」は、それぞれのリーグの最強を決める戦いということもあり、選手はもちろんファンの気合も一段と高まる試合になります!
「ライスボウル」とはX1 Superに所属するチームが社会人日本一を争うトーナメントリーグのことです。
2022年度から、X1 Superが合計12チームの2ディビジョン※制となり、リーグ戦(レギュラーシーズン)と「ライスボウルトーナメント」(ポストシーズン)を戦って優勝チームを決定します。
※ディビジョン(Division)とは?
部門のことを指します。(DivisionA(Aグループ)とDivisionB(Bグループ)というと分かりやすいでしょうか!)
ライスボウルトーナメントに出場するのはリーグ戦終了時の両ディビジョンの上位4チーム。計8チームが出場します。
他スポーツと同様にアメフトにも日本代表チームが存在します!
こちらは2020年に開催されたアメフト日本代表とNFLの下部組織であるプロリーグTSL(ザ・スプリング・リーグ)選抜チームとの一戦です。
試合結果は16-36で惜しくも日本は敗退…。NFLの下部リーグとは言えこの実力です。さすがアメリカですね…!
しかし皆さん、ここでがっかりしないでください。4年に1度開催されるアメフト世界一決定戦 で見ると、実は日本はアメリカに次ぐ実力を持っています!
★2015年アメリカンフットボール世界選手権 ランキング
1位:アメリカ
2位:日本
3位:メキシコ
4位:フランス
5位:オーストラリア
6位:韓国
7位:ブラジル
直近では、2023年1月22日に行われる日米国際親善試合「JAPAN U.S. DREAM BOWL」にて日本選抜チームがアメリカの大学選抜チームと激突します。
また、上記で構成された日本選抜チームは、2023年6月にドイツで開催が予定されているIFAF世界選手権における日本代表チームにも繋がっているということで、注目が高まります!
国内アメフトはもちろんのこと、世界でもプレーする日本人選手たちの活躍をお見逃しなく!
■ 「Xリーグ」は国内アメフトの最高峰!
■ 「ライスボウル」は日本一を争うトーナメントリーグ!
■ 日本は「アメフト強豪国」
いかがでしたでしょうか?国内では注目される機会が少ないアメフトですが、一度足を踏み入れればどんどんその魅力にハマっていくスポーツです!
今回の記事を見て、少しでもアメフトに興味が沸いた方はぜひ試合を見に行ってみてくださいね~!
【第76回ライスボウル】
タイトル: アメリカンフットボール日本選手権プルデンシャル生命杯第 76 回ライスボウル
American Football Japan Championship Rice Bowl 76 by Prudential
日 時: 2023 年 1 月3日(火) 15 時 00 分 キックオフ(開場 13 時)
会 場: 東京ドーム
対戦カード:パナソニックインパルス vs 富士通フロンティアーズ
放 送: NHK-BS 1(生中継)※ 15 時 00 分~試合終了まで(予定)
配 信: X リーグ TV(https://xleaguetv.elevensports.jp/)でディレー有料配信詳細はライスボウル特設サイトをご確認ください!