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  • 2023.03.01

ESの書き方 -基礎編-

こんにちは!
1st down 編集部です。

こちらの記事では、ES全般における基本的な書き方についてレクチャーいたします。
参考になるところがあれば、ぜひ自分の文章に落としてみてください!

それではいってみましょう!

▼目次

    ■ PREP法


    皆さんは今まで様々な文章を作成してきたかと思います。小学生で言えば読書感想文を書いたり、夏休みの自由研究、中学高校になれば国語の入試問題で記述、大学に入ってレポートであったり論文であったり、本当に様々な文章を書いてきたことでしょう。

    ESは短いもので50文字から、長いもので1000文字程度と様々ですが、比較的に200文字~400文字程度のESが主流となっています。

    しかし、たった200文字~400文字の中で皆さんがどんな人間で、どんな経験をしてきて、どんな強みがあるのかをアピールしなくてはなりません。そこで今回は短い文章でもわかりやすく、そして伝わりやすい文章を書くことが出来る、PREP法について伝授します。

    <PREP法とは>

    P・・・Point(結論)
    R・・・Reason(理由・きっかけ・課題)
    E・・・Example(具体的行動)
    P・・・Point(結論(結果))
    の略になります。

    つまり、最初に要点や結論を伝えて、結論に至った理由を具体例も交えながら説明し、最後にもう一度要点や結論を説明する論法手段になります。これによって読み手のストレスが軽減され、読んでもらえる文章になります。

    特に人事は短い文章でどんな学生か判断しなくてはいけないため、「何のことを言っているのかがわからない」と感じると非常にストレスになります。(つまり落選します)

    PREP法を利用した具体的な文章の書き方については、各項目の書き方を参照してください!

    ESの書き方 -自己PR編-
    ESの書き方 -がくちか編-
    ESの書き方 -志望動機編-

     

    ■ その他文章作成のポイント


    細かいテクニックはいくつかありますが、どの項目でも意識すべき共通のテクニックについて5つほどお話します。

    ―文章の体裁を揃える

    就活生の文章を見ていると、「です・ます」調と「である」調が混在しているケースが多々見受けられます。「である」調のほうが文字数を節約できるメリットはありますが、どちらが正しいと言うことはないため、どちらか一方に揃えるようにしてください!

    ―話し言葉を使わない

    ESはビジネス文章の一環でもあるので、話し言葉が混合すると幼稚な文章に見えてしまいます。具体的には下表のようなものがあり、今一度自分の文章に口語を使用していないかチェックしてみてください。

    口語 文語
    ~だから ~のため
    なので~ そのため~
    やっぱり やはり
    ~だけど ~だが

    上記のような口語を筆者自身も学生の時は無意識に使ってしまっていました・・・笑

    このほかにも様々な口語がありますので、意識して文語で書くようにしましょう。この文章を読んでくれた皆さんには、是非このポイントを意識して自身のESを書いていただけたらと思います!

    ―端的に書く

    ESの文章においてありがちなのは「○○で~、○○なために~、○○しかなく~、○○だが~、○○であった」のように、文章を繋げすぎて無駄に長くなってしまい、読みづらいと感じるケースです。

    具体的には主語述語が一文に複数入ってしまい、読みにくくなっていることが多いです。そのため文章を短くしてなるべく複数の主語と述語が存在しないように作成することを心がけましょう。

    もちろん言いたいことをどんなに削っても、いくつかの文章が繋がってしまうこともあると思います。その時はどんなに多くても1文は100文字までとしてください。100文字であれば少し長いと感じる人もいますが、主語述語の関係をしっかり整理した文章であれば伝わる文章になります。

    悪い例 私の強みは誰よりも努力できるところで、日本一を目指すチームでスタメンとして試合に出場するために誰よりも練習を行うことを意識し、さらに大学からアメリカンフットボールを始めたため経験者との差を埋めようと思い、これを機に3つの行動を行いました。
    良い例 私の強みは誰よりも努力できるところです。日本一を目指すチームでスタメンとして試合に出場するために、誰よりも練習を行いました。なぜなら大学からアメリカンフットボールを始め、経験者との差を感じたからです。差を埋めるため以下3つの行動を行いました。

    一文に連続して書いてしまうとどこで区切れているのかがわかりづらく、読み手には不快に感じます。主語述語が一文に1つずつになるように意識し、文章を構成しましょう。

    ―同じ語尾を連続させない

    これもまたESにおいてありがちなパターンです。文章においてはリズムというものが存在し、リズムの悪い文章は読み手も違和感を感じようになります。下記例から説明します。

    悪い例 レギュラーで出場することが目標です。実現するため取り組んだことは2つのことです。1つ目は体重の増量です。意識したことは高タンパク質の食事です。もう一つは週4回1時間の筋力トレーニングです。
    2つ目は・・・

    上記例のように同じ語尾が連続すると読むリズムも悪いですし、文章が幼稚に見えます。

    一方、下記はどうでしょうか。

    良い例 レギュラーで出場することを目標に掲げ、実現するため2つのことに取り組みました。​1つ目は、体重の増量です。高タンパク質を意識し1日に5000kcalの食事を行い、更に自主的に週4回1時間の筋力トレーニングを1年間実行しました。
    2つ目は・・・

    「です。ました。」を交互に使うことによって文章にリズムが出てきます。必ず交互にする必要はありませんが、短文で同じ語尾が連続すると、小学生の読書感想文のような印象を与えてしまう可能性さえあります。

    ―専門用語を使わない

    これはアメフト学生並びに体育会学生にありがちな事象です。自分が行っているスポーツの専門用語を誰でも知っているかのように使ってしまうことが多々見受けられます。

    特にアメリカンフットボールはかなりマイナーなスポーツになりますので、相手が中学生でも伝わるように書くことを心がけてください。

    <例>
    ✕ QBを務めており
    〇 11人を取りまとめる司令塔のポジションを務めており

    以上5つがESを書く上での共通のテクニックになります。

    ・・・

    本記事ではPREP法と共通するテクニックについてお話しました。今一度自分の文章と照らし合わせてみて、ESの文章に相応しいか確認してみてください!新たな発見があるかもしれません!

    内容がうまく構築できない、内容を確認・添削して欲しい等あれば、ぜひカウンセリングを受けてみてくださいね!
    【カウンセリング予約はこちら】

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