- コラム
- 2024.08.03
【大学アメフト】関西Div.1のチームをまとめてみた(2024年最新)
- #大学アメフト
- #関西
こんにちは!1stdown編集部です。
「関西の1部(Div.1)ってどこが強いの?」
「今年の注目選手って誰?」
今回はそんな疑問に答えるため、2022年シーズンの関西Div.1に所属するチームと戦力をご紹介します!
▼目次
まずは、大学アメフト界で圧倒的な強さを見せる関西学院大学!
昨季4年連続32回目の優勝で大学日本一に輝き、今季も優勝候補の筆頭として期待がかかります。
個々の能力の高さはもちろんのこと、注目すべきは組織力の高さ。選手だけでなく、スタッフ/コーチ含め毎年非常に完成されている組織です。
攻撃は、昨季1試合平均37得点を記録した原動力である3年生QB鎌田選手をはじめ、今季副将4年生WR糸川選手と3年生WR河原林選手など能力の高いWR陣のパス攻撃に注目!RBは昨季主将の前田選手と甲子園ボウルMVPの斎藤選手が卒業し、新たなエースの台頭が必要になりそうです。
昨季1試合平均約12失点と安定していた守備は、DB陣に喪失選手が多く再建が必要になりそうです。中でも注目は1年次から中心選手として活躍している3年生LB海崎選手!抜群のプレーリードと安定したタックルで今季もチームを優勝に導くキーマンとなるか。
■2021年秋季リーグ戦 :3勝0敗(Bブロック1位)
■関西学生リーグ優勝決定戦:○関西学院大学 28-25 立命館大学●(順列1位)
■全日本大学選手権 西日本代表校決定戦決勝(ウエスタンジャパンボウル)
○関西学院大学 34-24 立命館大学●
■甲子園ボウル:○関西学院大学 47-7 法政大学●
■チームHP
■選手一覧
攻守ともに毎年スーパーアスリートを揃える西の名門、立命館大学!
昨季は因縁のライバル、関西学院大学との対決に2敗を喫し惜しくも甲子園ボウル出場ならず。今季は藤田 直孝新監督に体制が変更となり、王座奪還を狙います。
攻撃はエースQB野沢選手を卒業により喪失。昨季からシチュエーションによって出場し、走力に自信を持つQB宇野選手と、高校時代にクリスマスボウル出場経験のあるQB庭山選手の3年生コンビが先発を競います!
また、RBは昨季から活躍している平松選手をはじめ、横川選手/元古選手/山嵜選手など、どの選手がボールをキャリーしてもビッグゲインが期待できる豪華な陣容です。
立命館大学の顔とも言える獰猛な守備は今季主将のDL水谷選手に注目!下級生時から出場経験を積み、今季こそ因縁のライバルである関西学院大学を倒す事が出来るか。
■2021年秋季リーグ戦 戦績:3勝0敗(Aブロック1位)
■関西学生リーグ優勝決定戦:●立命館大学 25-28 関西学院大学○(順列2位)
■全日本大学選手権 西日本代表校決定戦決勝(ウエスタンジャパンボウル)
●立命館大学 24-34 関西学院大学○
■チームHP
■選手一覧
関西学院大学・立命館大学・京都大学に並ぶ関西4強の1校、関西大学!
昨季は全日本大学選手権準決勝まで進出するも、ライバルの立命館大学に1点差で敗北。今季こそ関西学院大学・立命館大学の壁を破れるか。
攻撃は昨季1年生ながら抜群の運動能力でチームを支えた2年生QB須田選手と、経験豊富で安定した試合運びができる4年生QB濱口選手に注目。須田選手は肩の強さはもちろんのこと、走力も非常に高く既に関西リーグのベストアスリートと言っても過言ではありませんよ!
また、パスのメインターゲットには昨季コンスタントに素晴らしいキャッチを重ね、フラボウル2022に選出されたWR増南選手、ランプレーの主軸には今季主将のRB柳井選手とタレントを揃え、高い得点力に期待です。
守備は176cm99kgというサイズには思えないスピードの速さとプレーへの嗅覚で、昨季から中心選手として活躍するLB仲村選手に注目。4年生DL新倉選手をはじめ、ライン戦を常に支配出来るかが関西学院・立命館を倒す鍵になりそうです。
■2021年秋季リーグ戦 戦績:2勝1敗(Bブロック2位)
■順位決定戦:○関西大学 48-26 近畿大学●(順列3位)
■全日本大学選手権 西日本代表校決定戦準決勝:●関西大学 17-18 立命館大学○
■チームHP
■選手一覧
近年着実に実力をつけ、今季関西リーグのダークホースとして注目が集まる近畿大学!
昨季神戸大学との激戦を制し2勝1敗でリーグ戦を終え、順位決定戦で関西大学に挑むも前半に大きく点差を離され敗北。今季は4強へアップセットを起こせるか。
攻撃は、関西大学との順位決定戦でリーディングラッシャーになるなどチーム随一の快速を持つ4年生QB清水選手に注目!安定したパスが魅力の4年生QB中井選手とのローテーション出場が予想されます。
守備は、昨季リーグ最高のOL陣と言っても過言ではない立命館大学にも素晴らしいパフォーマンスを見せていたDLユニットに喪失者が多く、フロントの再建が必至です。
■2021年秋季リーグ戦 戦績:2勝1敗(Aブロック2位)
■順位決定戦:●近畿大学 26-48 関西大学○(順列4位)
■チームHP
■選手一覧
西の国立大学の雄、神戸大学!
昨季順列5位で終わったものの、学生主体のチームで毎年組織力が高く、今季こそ大きな飛躍が期待されます。
攻撃は、昨季先発QB馬庭選手とエースRB森分選手を卒業により喪失。OLにも喪失者が多く、昨季要所でビッグレシーブを見せた4年生WR橋本選手と4年生QB小川選手を筆頭に攻撃ユニット全体の再建が必須になりそうです!
守備は、昨季1試合平均177ydを許したパス守備の改善が急務。今季主将のDL寺川選手をはじめ、守備フロント陣のパスラッシュに期待がかかります。
■2021年秋季リーグ戦 戦績:1勝2敗(Aブロック3位)
■順位決定戦:○神戸大学 22-10 同志社大学●(順列5位)
■チームHP
■選手一覧
今季新たな体制で復調を狙う古豪、同志社大学!
昨季は京都大学にアップセットを起こすもリーグ戦1勝2敗、順列6位でシーズンを終えました。今季より日大を甲子園ボウルへ導いた橋詰 功氏が監督に就任し、改革を図ります。
攻撃は、昨季シチュエーション毎に使い分けられていた2年生QB佐々木選手と4年生QB石田選手の先発争いに注目。WRは昨季のメインターゲットを卒業により喪失し、新たなエースの台頭が必至です。
また、昨季京都大学にアップセットを起こした原動力の守備は、フロント陣の主力を多く喪失するも、素晴らしいパスカバーと安定したタックルが魅力の3年生CB泉選手が残留することが明るい材料です!
■2021年秋季リーグ戦 戦績:1勝2敗(Bブロック3位)
■順位決定戦:●同志社大学 10-22 神戸大学○(順列6位)
■チームHP
■選手一覧
言わずと知れた国立大学の名門、京都大学!
昨季は要所でのファンブル等でモメンタムを掴め切れない試合が多く、リーグ戦全敗で順列は7位。近年でも非常に苦しいシーズンとなりました。
攻撃は、どんな状況でもビッグプレーを起こす力があるチームのベストアスリート、3年生QB泉選手に注目が集まります!昨季は重要な場面でのターンオーバーが多く見られ、4年生RB中野選手をはじめ地上戦で泉選手のプレッシャーを減らすことが出来るかが鍵になりそうです。
守備は、LBに4年生佐野選手と3年生久野選手、DBに3年生桑田選手と4年生田村選手など昨季の先発が多く残留します。しかしDLユニットには喪失者が多く、再建が期待されます。
■2021年秋季リーグ戦 :0勝3敗(Bブロック4位)
■順位決定戦:〇京都大学 16-13 桃山学院大学●(順列7位)
■Div.1-Div.2入替戦:〇京都大学 23-0 神戸学院大学●
■チームHP
■選手一覧
※今季よりDiv.1昇格
昨季順列1位でリーグ戦を終え、入替戦で桃山学院大学を下しDiv.1昇格を決めた甲南大学!
昇格と共に昨季までチームを指揮していた堀田元監督から梅谷監督へ体制を移行。Div.1定着に向けた1年目として期待がかかります。
攻撃は、昨季安定した得点力の原動力となったQB山口選手を始めメインターゲットだった昨季主将WR富田選手や強力なOL陣の半数を卒業により喪失。3年生QB竹原選手を筆頭にオフェンス全体の再建が必至です。中でも注目選手は昨季1年生ながら快速を飛ばし、安定したゲインを見せた2年生RB南選手!
守備は1試合平均約7失点と、昨季Div.2最高の守備と言っても過言ではありませんでした。今季も堅守が期待される中、注目は4年生LB梶川選手!176㎝88㎏とサイズはそこまで大きくないものの、運動能力の高さが魅力。守備範囲の広さとプレーへの嗅覚が抜群です。
■2021年秋季リーグ戦(Div.2) 戦績:3勝0敗(2部Bブロック1位)
■順位決定戦:〇甲南大学 28-0 神戸学院大学●(2部順列1位)
■Div.1-Div.2入替戦:〇甲南大学 31-13 桃山学院大学●
■チームHP
■選手一覧
・昨季大学アメフト王者の関西学院大学が新たな黄金時代を築くか
・7年ぶりの甲子園ボウル出場を目指す立命館大学のプライド
・昨季あと1歩だった「打倒 関西学院/立命館」を目指す関西大学
・橋詰監督の就任で大きく改革を図る同志社大学
ポイントを挙げればキリがないほど大注目の今季の関西Div.1!
本番の秋シーズンに向けて、チーム力の底上げを図る春シーズンの試合から既に楽しみです…!有観客での開催かは2022年3月17日時点では不明ですが、大学アメフトの熱狂をぜひ会場で感じてみてくださいね!