• コラム
  • 2023.05.29

【大学アメフト】関西1部のチームをまとめてみた(2023年最新)

こんにちは!1stdown編集部です。



「関西の1部(Div.1)ってどこが強いの?」

「今年の注目選手って誰?」



今回はそんな疑問に答えるため、2023年シーズンの関西Div.1に所属するチームと戦力をご紹介します!

▼目次

    ■関西Div.1大学一覧(8校)

    関西学院大学ファイターズ


    まずは、大学アメフト界で圧倒的な強さを見せる関西学院大学!
    昨季5年連続33回目の優勝で大学日本一に輝き、今季も優勝候補の筆頭として期待がかかります。

    個々の能力の高さはもちろんのこと、注目すべきは組織力の高さ。選手だけでなく、スタッフ/コーチ含め毎年非常に完成されている組織です。

    オフェンスは、QB星野選手(2年)とQB鎌田選手(4年)が今季も先発争いを繰り広げます。QBとともに空中戦の中核を担うのは、チーム随一のスピードと安定感のあるキャッチが強みの副将WR衣笠選手(4年)、下級生時から出場経験のあるWR鈴木選手(4年)。経験豊富なメンバーだけでなく、大産大附属でクリスマスボウルまでチームを導いた、ルーキーWR小段選手にも注目です。

    地上戦はリーグ最高峰の精度と強さを見せるOL陣のブロックとともに、抜群のカットバックが持ち味のRB伊丹選手(3年)、リターナーもこなすプレーメーカーのRB前島選手(4年)、RB澤井選手(3年)などタレントを豊富に揃えるRBユニットに注目が集まります。

    リーグでもトップクラスの成績を残したディフェンスは、副将DL浅浦選手(4年)や、昨季から抜群の存在感を見せオフェンスを破壊するDLトゥロター選手(4年)らを揃えるDLユニットに注目。LBは下級生時からディフェンスを牽引する不動のエース、主将のLB海﨑選手(4年)に要注目。抜群のプレーリードで激しいタックルを量産します。また、セカンダリーではボールへの嗅覚鋭く、昨シーズンも立命戦でインターセプトを決めたDB中野選手(3年)がユニットを牽引します。

    ■2022年秋季リーグ戦 :7勝0敗(1位)
    ■甲子園ボウル:○関西学院大学 34-17 早稲田大学●
    チームHP
    選手一覧

    関西大学カイザース


    昨年立命館大を撃破し、優勝まで王手をかけるも王者関学に惜敗。今季リベンジを狙う関西大学!

    オフェンスは、不動のエースQB須田選手(3年)に今季も期待がかかります。パスのメインターゲットには3年生ながら大学No.1レシーバーとも呼び声高いWR溝口選手(3年)に注目。今季も強烈なホットラインで相手ディフェンスに脅威を与えます。また、RBは昨季から出場経験を積み要所でナイスゲインを見せたRB阪下選手(3年)と素晴らしいデイライト能力とスピードを保つRB山嵜選手が先発候補に。

    ディフェンスは昨年まで中核として牽引し続けたLB前野選手とLB仲村選手が卒業。またDLも選抜クラスを数名喪失し新戦力の台頭が必要に。反対にDBユニットはDB須川選手(4年)やDB野村選手(4年)など昨季先発クラスの選手が多く残留し、安定したパスディフェンスに期待が持てる陣容です。

    ■2022年秋季リーグ戦 戦績:6勝1敗(2位)
    チームHP
    選手一覧

    立命館大学パンサーズ


    攻守ともに毎年スーパーアスリートを揃える西の名門、立命館大学!
    昨季は因縁のライバル、関西学院大学・関西大学の2校に敗北を喫し惜しくもリーグ3位に。今季こそ王座奪還を狙います。

    オフェンスはランパス共に非凡な才能を見せるQB庭山選手(4年)をはじめ、試合を落ち着いて組み立てることができるQB宇野選手(4年)やQB竹田選手(2年)らの先発QB争いに注目。

    また、RBは爆発力のある走りが持ち味のRB山嵜選手(3年)がエース筆頭。抜群のボディバランスと高いデイライト能力を持つ佼成学園出身のRB簑部選手(1年)の活躍にも期待がかかります。パスのメインターゲットにはルーキーイヤーながら関学戦でビッグレシーブを何度も見せたWR木下選手(2年)、WR大野選手(3年)を揃えます。

    立命館大学の顔とも言える獰猛なディフェンスは昨年からLOSで抜群の存在感を見せたDL泉選手(4年)に注目。LBには素晴らしい運動能力と激しいタックルが持ち味のLB藤本(4年)が今季のキープレイヤーに。またDBには喪失者が多いものの、昨年ルーキーながらスターターとして出場したDB橋本選手(2年)をはじめ、新戦力の台頭に注目です。

    ■2022年秋季リーグ戦 戦績:5勝2敗(3位)
    チームHP
    選手一覧

    近畿大学ビッグブルー


    近年着実に実力をつけ、今季も関西リーグのダークホースとして注目が集まる近畿大学!

    オフェンスは、昨年までチームを率いたQB中井選手とRB清水選手が卒業。春シーズンから新戦力の台頭に期待がかかります。またWRにも喪失者が多いものの、反対にRBにはフィジカルに定評のあるRB島田選手(3年)と爆発力のある走りが持ち味のRB清水選手(3年)などタレントを揃えます。OLユニットにも喪失者が少なくOL藤井選手(4年)を中心に、地上戦をどれだけ支配することが出来るかが今季の鍵になりそうです。

    ディフェンスは、強烈なパスラッシュで3QBサックを決めたDL原田選手(3年)、試合経験を豊富に積むDL笠脇選手(4年)に今季も注目。また、セカンダリーは先発クラスを多く喪失したものの、昨季2インターセプトを決めたDB二宮選手に注目が集まります。

    ■2022年秋季リーグ戦 戦績:3勝4敗(4位)
    チームHP
    選手一覧

    神戸大学レイバンズ


    西の国立大学の雄、神戸大学!
    学生主体のチームで毎年組織力が高く、今季飛躍が期待されます。

    オフェンスはQB含めスキルポジションの先発選手を多く喪失し、再建の1年になりそうです。QBユニットは多田選手(4年)と榮選手(3年)が先発候補に。春シーズンを経てどちらが先発の座を掴み取るのかに注目。反対にOLには残留選手が多く、エースRB候補のRB長尾選手(3年)と共にランオフェンスに期待がかかります。

    ディフェンスには昨年QBサックの安定感のあるタックルで、何度もボールキャリアを仕留めたLB田中選手(3年)に今季も注目。安定感のあるパスカバーが魅力のDB浅木選手(3年)やアグレッシブなプレーが持ち味のDB松本選手(4年)などセカンダリー陣の活躍に期待です。

    ■2022年秋季リーグ戦 戦績:3勝4敗(4位)
    チームHP
    選手一覧

    京都大学ギャングスターズ


    言わずと知れた国立大学の名門、京都大学!

    オフェンスは大学アメフト界を代表する怪物QB泉選手(4年)に今季も注目。QBながらリーグのリーディングラッシャーになるなど驚異的な記録を残してきた泉選手もついにラストイヤーで主将を務めます。また、昨年から要所で素晴らしいキャッチを見せたWR吉田選手(4年)やWR杉浦選手(3年)など、パスオフェンスに期待が持てる陣容です。

    ディフェンスは経験豊富なLB久野選手(4年)が中核を担います。またフロントにはDL鈴木選手(4年)・DL山﨑選手(4年)・DL渋谷選手(4年)など経験豊富なメンバーを揃えます。

    ■2022年秋季リーグ戦 :3勝4敗(4位)
    チームHP
    選手一覧

    甲南大学レッドギャング


    昨年よりDiv.1復帰を決めた甲南大学!昨季は勝ち星をなかなか挙げられず苦しいシーズンに。復帰2年目の今季こそDiv.1の強豪チームにアップセットなるか。

    オフェンスは、エースQB竹原選手(4年)を中心に、快足が持ち味のRB南選手(3年)や先発クラスを多く残すOLユニットで再起を図ります。空中戦は昨季要所で素晴らしいキャッチを見せたWR入谷選手を卒業により喪失。安定感のあるキャッチが魅力のWR福田選手(3年)がパスのメインターゲットとして名乗りを上げます。

    またディフェンスは昨季までのエースLB梶川選手を喪失するも、LB西選手(4年)や激しいラッシュが持ち味のDL中田選手(4年)など経験豊富な選手らを筆頭に再建必至。

    ■2022年秋季リーグ戦 戦績:1勝6敗(7位)
    チームHP
    選手一覧

    龍谷大学シーホース


    ※今季よりDiv.1昇格
    昨季僅差の試合を勝ちきり、順列1位でリーグ戦を終えDiv.1昇格を決めた龍谷大学!
    Div.1定着に向けた1年目として期待がかかります。

    オフェンスは、昨季安定した得点力の原動力となったQB石田選手(3年)が残留することが明るい材料。エースRB藤田選手を卒業により喪失し、新たなエースの台頭に期待がかかります。ディフェンスは獰猛なラッシュで相手オフェンスに脅威を与え続けたDL浅尾選手を卒業により喪失。Div.1の強力オフェンスをどこまで抑えることができるかが初年度の鍵になりそうです。

    また、キックリターナーとして非凡な才能を見せるWR中村選手(3年)の好リターンに今季も期待がかかります。

    ■2022年秋季リーグ戦(Div.2 戦績:60敗(1位)
    チームHP
    選手一覧

    以上が今シーズン関西Div.1の紹介でした。春シーズンがスタートし、関西関東の交流戦が各地で繰り広げられています!ぜひ注目下さい!

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