- 連載
- 2023.01.13
【ゼロアメvol.10】アメフトの審判について学ぶ!
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皆さんこんにちは!
1stdown編集部の清水です。
これまで基本ルール、アメフト用語と学んできましたがいよいよ今回が基礎編ラストの記事になります!
最後に取り上げるのは、アメフトの「ポジション」。ぜひお気に入りのポジションを見つけてみてくださいね!
▼目次
①スペシャルチームは出場回数こそ少ないものの、勝敗を左右する重要なユニット
②ディフェンスにもオフェンスの「タッチダウン」と同じようなビッグプレーがいくつもある!
ゼロアメ基礎編part2ではプレーにおけるアメフト用語を取り上げました!
今回は各ポジションにフォーカスしますよ~!
アメフトのポジションは基本ルールと同じくらい重要です。まずは一覧画像をご覧ください!
アメフトには大きく分けて8つのポジションがあります。オフェンス、ディフェンスのそれぞれのポジションを見ていきましょう!
アメフトで一番の「花形ポジション」と言われるQB。名前だけは耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
<QBの役割>
オフェンスは常にQBを起点にしてプレーが始まります。つまりオフェンスの司令塔になるため、「QBの出来がチームの勝敗を左右する」と言っても過言ではないほど、責任は重大です。
オフェンスメンバーがプレーしやすいように、常に広い視野と高いリーダーシップが必要なポジションです。
QBはコーチからの作戦をオフェンスのメンバーに伝え、プレーを開始します。もしプレーを始める前に進めることが難しいと判断した場合には、QBの判断で作戦を変更することもあります。
様々な場面で迷わず適切な判断が素早く出来ることは、QBに必要な資質の1つです。もちろん、自分をタックルしようと強烈なプレッシャーがかかる中、冷静に判断を下すことが求められます。
<パスを投げるQB>
RBという名前の通り、ランプレーの主役となるポジションです!
<RBの役割>
QBから受け取ったボールを持って走り、ディフェンスを翻弄しながら前進していくことが求められます。ディフェンスの激しいタックルにも負けないタフな体と強靭なメンタルが必要なポジションです。
スピードで相手を翻弄するタイプや、パワーでディフェンスを突破するタイプなど、多種多様な個性を持ったRBが集います。プレーによってはパスを捕ることもあるんです!
<ランでボールを運ぶRB>
オフェンスの大黒柱的な存在。オフェンスが得点するうえで原動力となるアツいポジションです!ランにもパスにも関わるため強いチームはオフェンスラインが安定して強いそう…!
<OLの役割>
オフェンスラインは、C(センター)1人、G(ガード)2人、T(タックル)2人からなる5人のユニットで、ランプレーでもパスでもディフェンスをブロックし、見方を守っています。ブロック専門のためかなり体が大きいです!(大学一部リーグだとユニットの平均で110kgくらいあります…!)
ランプレーではその5人が連携しながら、RBの走る道を開けるためにディフェンスをブロックします!パスプレーではQBがWRにパスを投げるまで、ディフェンスのラッシュを食い止めます。つまりすべてのオフェンスのプレーを支えているのがOLなんです!
<オフェンスの最前線でブロックをするOL>
空中戦で活躍する2つのポジション。フィールドを駆け回るスピードとキャッチ力はチーム随一!
<WRの役割>
QBからのパスを捕ることが主な役割。確実なキャッチが必要な事はもちろんですが、ディフェンスを振り切るスピードやジャンプ力、正確なパスコースを走る能力も必要となります!
アメフトの中でも「最も身体能力が求められるポジション」と呼ばれています。
<TEの役割>
ランプレーとパスプレーをこなす何でも屋。ランプレーの際はOLと連携し力強いブロックで走路を開き、パスプレーの際はWRと同じパスターゲットとしてキャッチもこなします!様々な技術が求められる、まさにオフェンスのオールラウンダー。
<QBから投げられたボールを捕るWR>
相手OLのブロックを打ち破り、攻撃を最前線で相手と止めるポジション!DT(ディフェンスタックル)とDE(ディフェンスエンド)で構成され、体の大きさはもちろん強靭なパワーとスピードが求められます。
<DLの役割>
ディフェンスの最前線に並ぶ通常4人からなるユニット。ランプレーではRBが走るコースを潰してタックルを狙い、パスプレーではQBを止めるQBサックを狙います!
DTはOLと2対1になることも多く、チーム随一のパワーが求められます。また、DEは相手と1対1になることが多いためスピードはもちろんテクニックも求められます。
<ディフェンスの最前線を守るDL>
ディフェンスの中心となる非常に重要なポジション。ILB(インサイドラインバッカー)とOLB(アウトサイドラインバッカー)から構成され、RBやOLとの1対1を制する技量と判断力が求められます。
<LBの役割>
ディフェンスの中央に位置し、オフェンスのプレイを見極めてディフェンス全体に指示を出します。リーダーシップはもちろん、プレーへ瞬時に反応する俊敏さと安定したタックルが求められます。
<RBにタックルするLB>
WRとマッチアップし、オフェンスのパスプレーを封じ込めるCB(コーナーバック)と、フィールド全体の状況を把握しながらディフェンスの最後の砦として構えるSF(セーフティ)から構成されます。
<DBの役割>
パスではWRとの1対1を制し、相手のボールを奪うインターセプトを常に狙います。また、最前線を突破してきたRBをしっかりタックルで仕留める能力も問われるため、チーム内でもアスリートが揃います。DBのビッグプレーが試合の流れを大きく変える事もあり、非常に重要なポジションです!
<WRのキャッチを邪魔するDB>
キックプレー時に登場するポジション。登場回数は少ないですが、勝敗を分ける場面での登場が多く、強いメンタルが求められます!
<Kの役割>
試合開始時の「キックオフ」、3点を狙う「フィールドゴール」、タッチダウン後の「ポイントアフタータッチダウン」の際にボールを蹴るポジション。
<キックオフは地面にボールを置いて蹴る>
<Pの役割>
4th downで陣地の挽回を狙う「パント」の際にボールを蹴るポジション。
<パンターはキッカーとは違う能力を求められる>
・・・
それぞれのポジションごとに更に細かな役割がありますが、今回はポジション基本をご紹介しました!今後は各ポジションを深堀りした解説記事も投稿予定です!まずは今回ご紹介したポジションから覚えてみてくださいね~!
さて、part3まで続いた「基礎編」もここまでとなります。少しでもアメフトに興味を持っていただけたでしょうか?次回のゼロアメもお楽しみに!☻
基礎編をおさらいしたい方はこちらから!