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- 2023.01.13
【ゼロアメvol.10】アメフトの審判について学ぶ!
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皆さんこんにちは!
1st down編集部の清水です。
vol.0から「アメフトの基礎」についてお話をしてきましたが、皆さんもようやくアメフトについての知識がついてきたところではないでしょうか?
とは言え、続けて解説となると(私が)疲れてしまいますからね!笑
ということで今回はゼロアメ初のインタビュー!マネージャー経験者の女性社員2名へ「マネージャーの視点で見えるアメフトの魅力」をお聞きしました!
!この記事のまとめポイント
■アメフトは「完全未経験」から活躍出来るスポーツ
■縦の繋がりが強く、就活に強い!
■色んな人が集まるからこそ様々な世界と繋がれる
▼目次
ゼロアメのvol.0でも触れた通り、社員の9割がアメフト経験者である弊社!
もちろん、選手経験がある社員もたくさんいますが今回お話を聞くのは「マネージャー」の経験があるお二人!
答えてくれたのは弊社で総務を務めるふくちゃんと営業アシスタントのもりぴよさん☻
【総務】ふくちゃん:大学時代にマネージャー経験あり
【営業アシスタント】もりぴよさん:高校時代にマネージャー経験あり
それではインタビューを始めましょう!
ーー様々な部活やサークルがあった中でアメフト部を選んだのはなぜでしょうか?
もりぴよさん:小・中学校で選手としてバスケ部に所属していたので、マネージャーとは無縁だったんですよね。選手として部活をする中でマネージャーのようにサポートしてくれる人たちがいて、その姿を見て「選手よりもサポートする側に回りたい!」と思ったんです。
高校では「マネージャーになろう」と決めていて、その時の先輩のマネージャーに勧誘されて参加した見学がきっかけです。
その時の顧問の先生がすごくイケメンだったことと、選手たちが防具を付けてアメフトをしている姿を見て、単純に「かっこいいな」という印象が強かったので入部を決意しました。
ーー「かっこよさ」というのは初心者にとっても分かりやすい魅力ですよね!ふくちゃんはいかがでしょうか?
ふくちゃん:私は「人の良さ」で入部を決めました。アメフトの事は全然知らなくて、そもそも大学に部活動があることも知らなかったんですよね(笑)
高校の時はスポーツ推薦で大学に行く人もいなかったので、アメフト部の人に声をかけられて「大学って部活あるんですか?」って言ったくらいです。
何をやりたいかも分かっていなかったので、友達と「あいうえお順に部活を見ていこう!」という話になって最初にアメフト部にたどり着きました(笑)そこから先輩とお話して、すごく良い人だなと思い入部を決めましたね。
ーーあいうえお順に行ったら最初に出会ったというのも、すごい偶然ですね!笑 出会いはどこから始まるか分かりません…!
ーーお二人ともそれぞれ違ったきっかけで始めたアメフト部のマネージャーですが、マネージャーだからこそ経験出来たことはありますか?
もりぴよさん:私の高校の選手たちは基本的に初心者のため、もちろん何も分からない状態から練習していきます。
そうすると最初は細身だった子も、どんどん筋肉がついてガタイが良くなっていくんですよね。目に見えて成長が分かるのは母親のように嬉しかったです(笑)
あとは強豪校に勝って、関東大会に連れて行ってもらえたのもとても良い思い出です。未経験からでも成長できるという点では、グラウンドから見ていて他のスポーツよりも実感するところがあります。
ーー完全に未経験からここまで活躍できるスポーツはあまりないかもしれないですね!
ふくちゃん:色々な人と繋がりが持てたのは良かったですね。アメフトはチームスポーツですが、一つ一つのポジションにスペシャリストがいる競技なので本当に色々な性格の人がいました。それでも一つの目標に向かって一緒に4年間活動出来たのは良い経験だったと思っています。
サークルとかだと同じような雰囲気の人たちが集まりがちだと思うんですが、アメフト部では色々な人が集まっていたので、そこが大きな違いだと思います。
ーー確かに。アグーの中を見ていても本当に皆さん個性豊かです☻
ーーアメフトと他スポーツを比べると、どんな違いがあるでしょうか?
ふくちゃん:他のスポーツとの違いで言うと、やはり「コンタクトスポーツ」という部分だと思います。
大学アメフトでは基本的に練習運営のスタッフとトレーナー、アナライジングスタッフの3つの役割で分かれていることが多いんですが、私はその中でトレーナーをやっていました。ケガの処置に関わることが多くて、本当に大きなケガを見ることもあったんですよね。ネガティブな特徴かもしれないんですけど…
実際に専門のトレーナーの方も来てくださって、ケガをした時の処置方法やテーピングの方法など、色々教えていただきました。そういった新しい知識を勉強していくのも楽しかったですね。
他の部活では専門の方を呼んで知識を学ぶことは出来なかったと思います。その時の経験から、どの大学もアメフト部は周囲との繋がりがしっかりしているところが多いのかなと思っていました。
ーー同じチームの中でも様々な分野の人がいるからこそ、いろんな世界とつながることができるんですね。
ふくちゃん:そうですね。スタッフも役割がそれぞれ違うので色々な経験が出来ると思います。
もりぴよさん:アメフト部のマネージャーは、野球部やサッカー部のマネージャーとかよりも幅広い業務を対応していたと思います。
例えば、グラウンド整備とかも普通は選手がやることが多いと思うんですが、私の部ではマネージャーが全て整備していました。どの部活のマネージャーよりも体を動かしていたと思います(笑)
ふくちゃん:アメフトって、スタッフでも選手並みに動きますよね(笑)私もずっと走ってました。
ーーどの部活よりも選手に近い存在だったんですね!
もりぴよさん:良い意味で暇な時間がないというか、常に何かを考えて計算しながら動いていました。気配りが身についたというか、社会性が身についたと思っています。
ーー今のお仕事にも生きている部分はありますか?
もりぴよさん:そうですね。本当に色々な人がいたので、人への接し方は生かせていると思います。
ーーコミュニケーションはどのお仕事でも必ず生きてくるポイントですよね!
ーー女性に向けてアメフトの魅力を語るとしたらどんなところですか?
ふくちゃん:全く知らないとなると、視覚から入ると思うのでやっぱり鍛えられた体ですかね(笑)正直ルールを分かってないと試合を見ていてもあんまり面白くないと思うんです。
ーー私も今ルールを勉強しながら記事を書いていますが、なかなか難しいですよね…!
ふくちゃん:結構聞くのは、アメリカに留学に行くと主流のスポーツがアメフトということもあってそれで興味を持ったという子もいますね!そういう子は部活見学にも来てくれました。
ーーアメフトはアメリカのドラマでも結構出てきますしね!他分野からアメフトに触れるのが一番手っ取り早いかもしれません。
ふくちゃん:そうですね。そういうところから知るのが一番馴染みやすいかと思います!
もりぴよさん:あとは、やっぱり筋肉が好きな子はすごい刺さると思います!他のスポーツよりもポジションによって体格が全然違いますし、色んな体格の選手たちがいるのは見ていて楽しいかもしれません。
あとは、鎧みたいな防具をつけた人同士が思いっきり「バン!」ってぶつかり合っている姿ってすごく衝撃的だと思うんですよね。最初に見たときは心配になってしまうくらいだったんですが、慣れてくると「もっとぶつかれ~!」って熱が入りますよ笑
ふくちゃん:社会人になって久しぶりに試合を見に行ったら、思わず目をつぶってしまうくらいの衝撃でした笑
ーー肉弾戦でもあり、戦略的でもあり…フィジカル面でも頭脳面でも魅力的なポイントはありますよね!
ふくちゃん:その他の面で言うと、周りのスタッフの子たちは「就活に強いから」っていう理由で入部をした人が多かったんですよね。
やっぱり縦の繋がりが強いというか、卒部した先輩へのOB訪問も簡単に出来たんですよ。あとはアメフトに限らず「体育会系だから」っていう理由で入った子も多かったです。
もりぴよさん:高校でも他の部活と比べると外部の大人と関わる機会は多かったですね。
社会人でプレーしている選手が実際に来てくれて丁寧に教えてくれました。そこはやっぱり縦の繋がりが強いからこそだと思います。アメフトは特にOBとの繋がりが強いというか、大切にしているイメージがありますね。
ふくちゃん:アメフトって色々なところで大人が関与しないと出来ないスポーツなんですよね。放っておくと命に関わることもありますし、だからこそ外部の大人との繋がりが強いんだと思います。
もりぴよさん:顧問が見ていないと練習出来なかったですしね。しっかりと大人に守られながらプレーをしていました。あとは学生の時って、学校の先生くらいしか大人と関わることがないと思うんです。
アメフトはコーチやトレーナー、OBなど様々な大人と関わる機会があるので自然と社会性が身につくはずです!
ーー最後に、マネージャーになろうか悩んでいる人たちにメッセージをお願いします!
ふくちゃん:最初はアメフトとラグビーの違いも分からないまま入部しましたが、今思えばすごく良い経験になりました。
カレッジスポーツだからこそ、他スポーツとは違った発見があると思いますし、マイナースポーツだからと思わずにまずは体験してみてほしいですね。ジムに行ってるくらい良い運動にもなります(笑)
大学に入ってまだやりたいことが見つかっていないなら、やってみる価値は大いにあるはずです!
もりぴよさん:就活に強いという理由はもちろんありますが、「一生の仲間が出来る」ということが一番のおすすめポイントですね。
学生時代のOB会も未だに繋がりがありますし、社会に出ても繋がり続けることが出来る環境や部活はそう多くないと思います。今後の人生に役立つことがたくさん経験出来るスポーツだと思うので、ぜひチャレンジしてみてほしいです!
――お二人ともありがとうございました!
ふくちゃんともりぴよさんのインタビューはいかがでしたでしょうか?
■アメフトは「完全未経験」から活躍出来るスポーツ
■縦の繋がりが強く、就活に強い!
■色んな人が集まるからこそ様々な世界と繋がれる
実際にアメフトチームを傍で支え続けてきたお二人だからこそ、説得力のあるお話だったと思います!まだまだ敷居が高いように感じるアメフトですが、この記事で少しでも身近に感じてもらえたら嬉しいです!
さて、次回はアメフト基礎編に戻ってアメフト用語について一緒に学んでいきたいと思います!ぜひアメフト基礎編part1を読んで復習してみてくださいね✍
では、またお会いしましょう~!