• 連載
  • 2022.04.21

知識ゼロから!アメフトを語ろう vol.1 アメフト基礎編part1

皆さんこんにちは!
1stdown編集部の清水です。

先日から始まったこの連載、「知識ゼロから!アメフトを語ろう」
略して「ゼロアメ」。もう一度言います、「ゼロアメ」です!

浸透するよう、今後はバシバシ使っていくので皆さんもぜひ覚えてください~!

今回はアメフト用語&基本ルールについてまとめてみました!

!この記事のまとめポイント

■攻撃はエンドゾーンにボールを運ぶ「タッチダウン」を目指す
■アメフトは野球のように攻撃と守備が完全に分かれている
■4回の攻撃の間に10ヤード進まなければ攻守交代しなければならない

▼目次

    さて、ゼロアメvol.0では「1st down」の意味と由来についてお話しました!覚えていますか~?本題に入る前にここでもう一度おさらいです!

    ■前回のおさらい|down(ダウン)とは?


    アメフトは攻撃権を得たチームが4回攻撃する権利が与えられます。この4回の攻撃する権利の1つ1つのプレーを、「ダウン」と呼びます。

    つまり、1st downには「最初の攻撃権」と「攻撃権が続く」という2つの意味があるんです!
    …皆さん恐らく忘れていましたね?笑

    でも大丈夫。私もうろ覚えです。一緒にひとつずつ覚えていきましょう!
    down(ダウン)の解説記事はこちらから!


    ということで今回の本題、アメフト用語&基礎ルールについてお話してきたいと思います!とは言え、何も知らないところからすべてを理解しようとすると頭がパンクしてしまいますよね。

    なので今回はアメフト初心者の方へ向けて「これだけは覚えておきたい!」という項目をいくつかピックアップしてみました!

    「用語」と「基本ルール」に分けて説明していくので一緒に覚えていきましょう~!

    ■これだけは覚えたい!アメフト用語(初級編)


    まずはどんなスポーツにもある競技特有の専門用語!アメフトの用語は横文字が多く、聞き慣れない言葉もあるかもしれませんが、1つずつ覚えてきましょう!

    ①オフェンス
    ボールを持って攻撃する側
    ②ディフェンス
    オフェンスを進ませないように守る側
    ③エンドゾーン
    フィールドの両端にあるエリア。このエリアにボールを持った人が入ると得点が入ります。
    ④タッチダウン
    ランプレーやパスプレーでエンドゾーンにボールを運ぶこと。タッチダウンしたチームには6点が加算されます!
    ⑤ランプレー
    「ボールを持ちながら走って」前進を狙うプレー
    ⑥パスプレー
    「投げられたボールを捕って」前進を狙うプレー

    こちらの6つが今回覚えたい用語の初級編になります!

    特に覚えたいのが、④のタッチダウン。ランプレーまたはパスプレーでタッチダウンしたチームには6点が加算されます。

    タッチダウンはアメフトで最も盛り上がるプレーだそう!いつか生で見てみたい…!

    ■これだけは覚えたい!基本ルール


    体の大きな選手たちに目が行きがちなアメフトですが、実は緻密な頭脳戦が繰り広げられる戦略ゲームなんです!選手たちは毎試合、何百通りもの戦術を頭に入れて戦っているそう!

    「もしかしてめちゃくちゃ難しいのでは…?」と思ったあなた!大丈夫です。ゼロアメでは戦術の話は取り上げません!

    まずはアメフトを楽しむために「基本ルール」から覚えていきましょう!

    ①アメフトはサッカーと同じ11対11で戦うスポーツ

    ・攻撃陣と守備陣が完全に分かれている
    ・アメフトは攻守交代の度にそれぞれの専門部隊を入れ替えながら試合を進める

    ★人数はサッカーと同じですが、攻撃と守備を同時に行うサッカーに対して、アメフトは野球のように攻守交代があることが特徴です!

     

    ②アメフトの試合時間は15分×4Q(クォーター)
    ※日本のアメフトの場合は12分×4Qが多い

    ★「クォーター」というのは試合時間の4分の1のことを意味します。
    第1Qから第4Qで分けられ、第2Qが終わった時点でハーフタイム(休憩)を挟みます。つまり前半2Q、後半2Qで試合が行われるということです!ここはバスケと似ていますね。

     

    ③攻撃の際に目指すのはエンドゾーンにボールを運ぶ「タッチダウン」

    ・ランプレーやパスプレーでボールを前に進め、最終的にエンドゾーンにボールを持ち込むとタッチダウンで6点が加算される

    ★攻撃側は自分たちの陣地を少しでも多く広げるため前進するのに対し、守備側はそれを食い止めようとタックルをします!

     

    ※赤が攻撃側(オフェンス)、青が守備側(ディフェンス)

     

    ④4回の攻撃の間に10ヤード(9m)進めなければ攻守が交代する
    vol.0の記事でもお話しした「1st down」のルールです!

    ★10ヤードを進めなかった時に相手チームに攻撃権が渡ります。
    このルールだけが頭に入っていれば、試合の流れが大まかに分かるはずです!

    例)
    ・1st downで5ヤード前進
    ・2nd downで3ヤード前進(5+3=8ヤード進んでいる状態)
    ・3rd downで2ヤード後退(8-2=6ヤード進んでいる状態)
    ・4th down で5ヤード前進(6+5=11ヤード進み、新たに4回の攻撃権を獲得!)
    ※もし4回目の攻撃で10ヤード以上獲得できなかった場合には、その場で攻守交代

    ここまでご紹介した4つのルールがアメフトの基本中の基本となります!他のスポーツでも同じですが、人数、試合時間、得点方法はマストで覚えたいところです!

    <アメフトとラグビーとの違い>
    ちなみにここで少し余談ですが、アメフトとラグビーの違いは何?って思ったことある人いますよね?私もつい最近まではボールも同じ形じゃん!って思っていました笑

    でも実はアメフトとラグビーはルールはもちろん、ボールのサイズや素材など、なんと色まで違うんです…!

    ラグビー:28〜30cm 合成皮革(色は白ベース)
    アメフト:27.6〜29.1cm 本革(色は茶ベース)

    このように、形は似ていてもアメフトボールのほうが一回り小さいんだとか!知らなかった・・・

    ・発祥地が違う(アメフトはアメリカ、ラグビーはイギリス)
    ・防具の着用有無(アメフトは着用必須、ラグビーは頭を守るヘッドギアのみOK)
    ・ボールのパスの仕方(アメフトは前に投げてOK、ラグビーは後ろパスのみOK)

    挙げるときりがないですが、意外と異なる部分が多いアメフトとラグビー。似たようなスポーツと思われがちですが、それぞれに違った魅力があるんですね!

    ・・・少し話はそれてしまいましたが、アメフトの仕組みは何となく分かってきたでしょうか?

    ■まとめ


    ①アメフトはエンドゾーンにボールを運ぶ「タッチダウン」を目指す(タッチダウンしたチームに6点が加算)
    ②アメフトは攻撃陣と守備陣が完全に分かれている(野球のように攻守交替制!)
    ③アメフトは4回の攻撃の間に10ヤード(9m)進めなければ攻守が交代する

    この3つが今回の重要なポイントです!

    私自身、ようやくアメフトが分かってきたような気がします…!

    次回は基礎編の続きとして、もう少しだけ踏み込んだ用語についてお話していきたいと思います!正直私もついていけるか不安です!!

    アメフト初心者の皆さん、引き続き一緒に学んでいきましょう!
    また次回もお楽しみに~!

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