• 連載
  • 2022.02.25

自動車メーカーで働くリアル|28歳/開発職/新卒入社6年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社6年目で、自動車メーカーで働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:28歳
    職種:開発職
    業種: 自動車メーカー 入社6年目

    1日のスケジュール


    (1)現在のお仕事について


    現在は自動車メーカーの開発職に就いています。具体的にはガソリンエンジンの開発です。エンジンはディーゼルやガソリン、ガスエンジンとか色々あるんですが、その中でもガソリンエンジンの先行開発に従事しています。

    先行開発は10年先を見据えた技術を考えて物にしていくというのが主な仕事です。

    今はどの会社もそうですが、「燃費を良くするためにどういうエンジンを作ったら良いのか」ということを日々考えて燃焼技術を作っています。

    実際にそういった取り組み自体は昔から行っていて、入社当時はどうやって燃費を良くするのかをデバイスやシステムなどの手段を考えて取り組んでいました。

    今はそれをどうやって具体化してエンジンに作り上げるのかという部分に取り組んでいます。

    (2)お仕事のやりがいについて


    世界初の技術を作っていることが一番楽しいですね。

    まだ世の中に出ていない技術を自分たちで作り上げていくというのがやっぱり楽しいです。

    誰も知らないこと、教科書にも書いていないこと、もちろん社内でも自分たち以外が知らないことを自分たちで考えて、どうやって作り上げていくかということが難しいことではありますけどやりがいを感じますね。

    昔から何かやってやろうっていう気持ちはあったかもしれないですね。スポーツでも勉強でも誰にも負けたくないっていう気持ちは少なからずあったのかなと思います。

    (3)入社前と入社後のギャップ


    ギャップは良い意味で無かったです。

    元々自分の中で「色んな仕事をしたい」という思いがあったんです。他の企業さんによっては一つの部品をずっと何十年間もやり続けることもあって、それよりも色んな部品を見てエンジンを作りたいと思っていたので、幅広く出来る今の会社を選びました。

    そういうイメージを持ちながら入社したら、まさにその通りでしたね。

    ただ、この業務も自分がやるのかみたいな部分もあって、今は本当に自分がやらなきゃいけないものに優先順位をつけて取り組むことを毎日意識しています。

    (4)就職活動を振り返って


    幼い頃から車が好きだったので、車に関わるような仕事をしたいと何となく考えていました。高校も車関係に行きたいと思い理系を選んで、大学の学部もエンジンに携わりたいなという思いがあって機械工学科に行きました。

    いざ就活となってからも、やっぱり車関係に行きたい!という気持ちがあったので、自動車業界をメインで考えながら就活をしていましたね。

    就活をしていた時は、他にも鉄道/電機メーカー/重工業とか、興味のあるところはとにかく全部聞きに行きましたし、自分の好きなものが本当にやりたいことなのか?っていうのはすごく考えました。

    色んな業種を見て、それでもやっぱり車づくりをしたいなと思ったので最終的に入社を決めましたね。

    もし「自分の好きなものを仕事にしていいのか」という部分で疑問を持ったまま入社すると、いくら好きなことをやっていてもどこかで挫けると思います。
    例えば社会人として働く中で、やっぱり仕事嫌だなとかちょっと辞めようかなと思うときもあると思うんですよね。

    ただ選んだ理由がちゃんと自分の中でしっかりしていれば続けようという気持ちになるので、そういうところを就職活動で改めて自分に問いかけてみることが大事だと思いますね。

    あとは私が人事の立場だったら、この人は会社にどう貢献してくれるかを見ると思うんです。なので自己PRに対して「私は御社で~~が出来ます」っていう部分は必ず言えるようにしておいたほうが良いですね。そこは私も気を付けていました。

    自分がもし採用する側だったら自分を採るかな?って考えたりとか、企業はどういう人を採るんだろう?って考えながら自己PRを書くと、書く内容も決まっていくのかなと思います。

    (5)今後のビジョン


    今エンジンの開発をしているので、これをまず世の中に出すことが一番の目標です。お客様にも良いものだな、良い技術だなって喜んでいただけると嬉しいです。

    そのために「世の中に対して自分は何をしなければいけないのか」ということは常に考えています。目標のために自分は何を磨かないといけないのか、何を勉強しなければいけないのかは日々意識していますね。

    最近は後輩が入ってきて、自分が計画を立ててどのように業務を遂行していくか、どうやって周りの人たちと関わっていくかはすごく意識しています。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    私が企業を調べるときに大事にしていたのは、企業理念を見ることです。
    この会社は世の中に対して何を提供して、どう貢献していくのかというのを見ていましたし、それが自分の考えと合っているのかどうかという点を見ていました。

    私の中では仕事って誰かを幸せにするための手段だと思っているので、やりたいことが見つからない人は「自分は何をすることで誰に貢献したいのか」という点で探すと、どういう会社が良いのか見つけやすいと思います。

    私の場合は好きでやりたいから、という理由で探していたんですけど、それだけだと詰まるんですよね。「何でうちの会社を選んだんですか?」って面接で聞かれたときに「好きだから」っていうのは理由にならないんです。

    なのでちゃんとどういう企業なのか、自分がどういうことをしたいのかを事前に明確にすることがすごく重要だと思います。

    数打ちゃ当たるじゃないですけど、何でもかんでも色んな企業を受けるというのは止めた方が良いと思っています。闇雲に探すのではなくて、自分の行きたい方向の企業を見つけていければ、すごく充実した就職活動になると思います。

    あとは就職活動って「22年間自分は何をやってきて、これからどうしていきたいんだろう?」って自分を見直す貴重な時間なんですよね。

    いざ就職してしまうとなかなか他の企業は見られないです。色んな企業を見られるのはこのときしかないので、改めて自分がどうなっていきたいかを考えて取り組んでいくことが出来れば、充実した就職活動になると思います!

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
    1st downでは他業界で働く方のリアルも紹介しています。
    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

    この記事をシェア