• 連載
  • 2022.02.24

不動産業界で働くリアル|27歳/営業職/新卒入社4年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社4年目で、不動産業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:27歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール
    職種:営業
    業種: 不動産仲介業 入社4年目

    1日のスケジュール


    (1)現在のお仕事について


    不動産売買の仲介をしています。具体的に言うと営業として内勤と外勤で半々くらいの割合で勤務しています。

    今相手にしているお客さんの約8割は個人で、ごくたまに個人経営の方が「会社として借りたい」とかそういった依頼もありますが、お客さんの大多数は個人です。

    自分から営業する場合と問い合わせが来て商談になる割合で言うと、半々くらいですね。もちろんお問い合わせもたくさんあるんですけど、無いときには自分から電話をかけていくという形です。

    コロナ禍の中で問い合わせ数は以前よりざっくりですけど増えています。

    私の会社は基本都内の中心部を取り扱っているんですが、不動産自体の需要は増えていると思いますね実際テレワークの時間も増えていますし、日本全国だけではなく世界でも需要は増えていると思います。

    (2)お仕事のやりがいについて


    やっぱりお客さんに「〇〇さんに頼んでよかったです!」と言ってもらえることはやりがいです。

    コロナ禍でお問い合わせ自体は増えましたけど、実際に物件へ足を運ぶことに関しては遠慮されます。お子さんとかも連れて来られたりするので、物件選びに3か月~半年以上かかってくると皆さん疲れてくるんです。

    なので、出来るだけ早くお客さんの意向を読み取って、良い物件を紹介して喜んでもらえると嬉しいですね。

    (3)就職活動を振り返って


    元々消防士になろうと思っていて、大学4年生のときに留年することが分かっていたので就活はしていなかったんです。

    その後、部活を引退してから半年間くらいはずっと消防の勉強をしていたんですけど受からなくて。その時は就活せずに消防の勉強一本でやっていたので、7月か8月に初めて就活を始めました。

    その時期は一般的に言うと就活を終える段階じゃないですか。でもそのこと自体も当時はあまりよく分かっていませんでした。

    その時に大学の友達に「これ最後の説明会だよ」って教えてもらって、どんな会社があるかも知らずに体育会系向けの合同説明会に行ったんです。そこで決めた形ですね。

    「お金が稼ぎたい」とかの願望は後付けで、入社を決めてから不動産業界って稼げるんだとか、歩合制で今までやってきたスポーツみたいに自分のやった分だけ返ってくることを知って、お金を稼ぐんだったら不動産が適していると思ったんです。

    結果的に良かったですけど、本当に浅はかでした(笑)

    (4)今後のビジョン


    営業の会社なのでやっぱり数字に関してはすごく言われるんです。順位とかも常に壁に貼られています。まずは営業成績の数字を追いかけて上を狙いたいですね。

    去年は営業成績上位3位に入れたんですけど、その時はたまたま金額の大きい商談が入ってきたりしていたので、継続的に良い数字を出すことはかなり難しいですね。

    私の会社は地域密着で結構長いことやっているので、会社のネームバリューを含め環境はすごく整っています。1人1台社用車があるので休もうと思ったら休めるんですけどそういうことをやっていると全然ダメですね。

    やれることは全て時間内にやっておかないといけないですし、契約を取る最初の部分を怠ってしまうと一番時間がかかるんです。

    (5)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    今私自身はやりたいことはやっていないので、やりたいことをやって欲しいと思います。

    逆に言えば私みたいなパターンもあるので、やりたいこと自体が無いんだったら視野を広げて色々な業界を見たりとか、もしやりたいことがあっても無理に「この業界だけ!」って絞りすぎなくてもいいと思っています。

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
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