• 連載
  • 2022.02.21

IT業界(外資系ソフトウェア)で働くリアル|25歳/営業職/新卒入社2年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社2年目で、IT業界(外資系ソフトウェア)で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:25歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール
    職種:営業(インサイドセールス)
    業種: IT業界(外資系ソフトウェア)入社2年目

    1日のスケジュール


    (1)現在のお仕事とやりがいについて


    アメリカが本社で、その本社のサービスを日本の市場に売る仕事をしています。サービスの種類としてはクラウドサービスをメインに扱っています。

    実際に私が主に扱っているサービスはアプリケーションになっていない基盤(インフラ)になる部分を担当していて、競合他社で言うとAmazonの【AWS】とかMicrosoftの【Azure】というクラウドサービスとかですね。

    クラウドサービス:企業が利用するシステムのサーバーやデータベース、ネットワーク等の機能をインターネットを経由して、利用できるサービス

    私の具体的な業務としては「インサイドセールス」をやっています。

    インサイドセールスをわかりやすく説明すると、内勤の営業としてメールや電話などを中心にお客様へアプローチして、その中で良いお客様がいれば、外勤の営業へパスをして案件を進めてもらっています。

    アメリカの企業とかだと、インサイドセールスがもともとコロナ禍以前から当たり前のように取り入れられていて、それを日本でも取り入れた形です。

    新規のお客様を見つけてきてから、案件をクロージングしていくまで持っていくのって業務の種類がかなり違うと思うんです。

    新規顧客開拓の時はどんどんテレアポして「数で勝負」みたいな感じですけど、クロージングに近づくにつれて丁寧な仕事が必要になってくるので、そのあたりはしっかりと分けてやることで効率化を図っています。

    (2)このお仕事だからこそ大変なこと


    インサイドセールスとして、基本的にはメールや電話で声だけの会話になるので、ビジネス的な敬語はかなり難しいと感じましたね。

    ビデオ通話だとカジュアルな感じで話せるんですけど、敬語や言葉使いの部分はしっかり話せないと直接お客様に伝わってしまうので大変でした。

    あとは、コロナ禍もあって1年間一度も出社せずに仕事をしているんです。上司とはメールと電話でコミュニケーションをして、たまにzoomのミーティングがあるくらいで、それがかなりモチベーション的に大変なところだったかなと思います。

    (3)インサイドセールスで活躍している人の特徴


    目標を一人ひとり与えられるので、それに対してしっかりと計画を立てて実行していける人ですね。
    あとは結果にこだわったり、細かい作業もできたりとか。そのあたりの緻密さと行動力みたいなところは大事かなと思います。

    器用じゃなくてもいいのかもしれないですけど、計画を立ててしっかりやり通す力がある人。違う目線で言ったら負けず嫌いな人とかはガンガン結果を出せると思いますね。

    (4)IT業界を選んだ理由について


    新しい事が好きで、これから世界を変えていけるような最先端の業界に行きたいと思ったんですよね。あとは「世界中のどこでも活躍できるような人になりたい」という目標がずっと自分の中にありました。

    その目標に対して、ITのスキルはすごく必要かつ大事だなと思いました。
    あとは、もともと商社や金融業界も「日本のビジネスマン」という感じで,、かっこいいなと思っていて、目指していたんです。

    正直なところ、IT業界は全然興味がなかったんですけど、ちょっとしたきっかけでIT業界の人と会う事があって、話を聞いていくうちにIT業界はフラットな人がすごく多くて、楽しく働けるだろうなということと、人柄も自分に合うなと思ったんです。

    実際に入社してみても本当にフラットですね。入社式で社長に会って普通に質問ができたりとか、役職が高い人でも何かのイベントとかがあれば「全然気にせずに話しかけていいよ」みたいな雰囲気はあります。

    (4)大学のアメフトの経験が社会に出て活きたこと


    アメフトって「泥臭さ」「計画性/緻密さ」があって、そのどちらも学べたっていうのはすごくいい経験でした。

    実際に社会に出てみると、ただインテリ系な人もいるし、スポーツやっている人は泥臭いのは得意だけど細かいのは苦手、みたいな人がいるじゃないですか。

    そのどちらも学生時代に学べていて、今の仕事に活かせていると思うので緻密さと泥臭さと、やりきる力みたいな部分ですね。

    (5)今後のビジョン


    まずはインサイドセールスとして圧倒的な結果を出すことと、外勤の営業に昇進してしっかり結果を出すっていうことです。

    実際に良い結果を出したら、他国のメンバーも含めたミーティングの場で、活動の発表をする機会をいただけたりもするので、そういう場に出てみたいといった短期的な目標もあります。

    そういった目標を達成するために、毎日オンラインで英会話をやっていたり、外勤になるともっと難しい資格を取らないといけないので、社内で扱っているサービスを勉強しながら、今その資格を取ろうとしているところですね。

    あとは、「KPI」という数値で表される営業目標があって、マネージャーなどに毎週チェックされるんです。

    それを毎週自分でも見直して計画を立てて、KPIを達成するために実際に一日何回くらい電話したほうがいいのか、とかそういうところまで細かく落とし込んで今はやっています。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    私は大学2年生頃からOB訪問とかをちょくちょくやり始めて、ちゃんとやり始めたのは大学3年生のときでした。その後に留学に行って、帰ってきたあとに本格的にやり始めた形です。

    まずは1個でも2個でもいいので、インターンや就活のイベントに行ったり、エントリーシートを出してみるとか行動をすることです!「とりあえずやってみる精神」が大事だと思います!

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
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    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

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