• 連載
  • 2022.02.20

人材業界で働くリアル|25歳/営業職/新卒入社4年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社4年目で、人材業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:25歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール/マネージャー・主務
    職種:営業
    業種: 人材系企業(入社4年目)

    1日のスケジュール


    (1)現在のお仕事について


    アグーさんと同じような業務になるんですが、人材系の会社で体育会の新卒学生の就職支援を行っています。
    具体的な業務としては採用イベントの運営と企業への営業を行っています。

    採用が落ち着く時期には他部署のスポーツの現場や、私の場合は広報も担当しているので広報の現場には営業中も行っています。
    良い意味で、この人はこれ担当、と言うのが決まっていないため比較的自由に動けています!

    コロナ禍中で、相手方の企業に合わせた対応が今まで以上に大変です。採用が中止になってしまったりなど、私たちにはどうしようもできないことがあって、改めて相手あっての仕事だと感じました。

    (2)現在の仕事のやりがい


    営業として自分の色が出せるところにやりがいが感じられます。

    商材やサービスの価値は大事だと思うんですが、最近は同じような会社であったり、サービスが多いです。
    そんな中でも営業マン次第でサービスが売れる仕事だと感じています。簡単に言うとあまり正解が無いんです。

    入社した当初は、部活の経験や企業の人と話したことがあって、自信に満ち溢れていました。
    ですが実際1年目の時は全然うまくいかなくて、先輩や上司など、提案がうまい人の真似ばかりしていたときがありました。

    その時、社長に「受注とか件数は考えなくていいから、お前らしい商談の仕方とか、なんでこの人たちにこのサービスを売らなきゃいけないのか?を考えてやってこい」って言われたんです。

    そこで考え方が変わって、なんでこの人たちにこのサービスが必要なの?とか、資料に私だからこそ御社に対して出来ることを加えて提案を始めました。
    自社のサービスが合わない企業にはあえて他の企業を紹介したりだとか、色々自分なりに工夫していったんです。

    そこから実際に「○○さんだから」って選んでくれたり、一気に受注額や件数が上がりました。

    そもそも他の企業を勧める営業マンは珍しいですよね(笑)
    上司にあの言葉を言われていなかったら、未だに変われていなかったと思います。

    (3)現在の会社と業種を選んだ理由


    元々スポーツ業界に行きたくて、スポーツがつくものは全部受けていましたが全然うまくいかず、そこからいろんな業界を受けていっていました。

    会社選びの軸として、自分の信念や思いを貫ける会社がいいなと思っていました。
    就活ってみんな同じスーツを着て、ESや履歴書など文字で判断されて「周りと一緒じゃないといけない」錯覚が起きて、それが自分の中で当時苦しかったです。

    だからこそ会社に入ってからも会社が提示したような人になるのは嫌で、「私だからこそ出来るような仕事」がしたかったんです。

    今働いている会社は「出来る、出来ない関係なくどんなことがしたい?どんな人でありたい?」とか昔のことだけではなく、未来のことを聞いてくれて、それが入社を決めたきっかけでした。

    (4)アメフトの経験が社会に出て活きたこと


    一緒に働いている社員や、一緒にチームで動いている人たちの思いをくみ取るのは得意だと思っています。

    部活をしていたときは、実際に戦っている選手たちそれぞれが少しずつ違う思いを持っていて、その思いをどう組み合わせて強くしていくか考えていました。

    営業って部活で言うと選手に近くて、一人でどんどん進んじゃう人が多いんです。

    ですが、私の場合は日常的に色んな人の感情や表情とかをずっと見ていたので客観的に見れたり、道が逸れていたらアドバイスしてあげたり、そういったスキルは大学時代のMGRと主務の経験が活きていると感じています。

    実際アメフトの経験がなければ、会社の中でも存在感を出せていなかったと思います。

    あとは単純に部活をやっていたから業務の速さには自信があって、特にイレギュラー対応は圧倒的に部活の経験が活きています。

    社会人になって年齢が上の人でも、イレギュラーが起きたときに意外とアタフタしているなと感じました。そういった時に切り抜ける力は、ハプニングだらけだった部活を乗り越えて培いました。

    (5)今後のビジョン


    今の会社は、目標を設定して登っていく山登り型みたいなタイプがすごく多いですが、私は明確な目標とか「絶対独立するぞ」とか、「1000万稼ぐぞ」みたいな意欲はあまり無いんです。

    どちらかというと、仕事をやっていく中でやりがいを見つけていったり、「これが自分の天職だ!」みたいに思うようなタイプなんです。
    最近会社の研修があって、私のような目の前にある仕事をやっていって、その中で自分のやりたいことを見つけていくタイプ川下り型っていうことを知りました。

    だから今は「何歳までに何をする」とか明確な目標があるというよりかは、とりあえず目の前にあることの中で興味のあることをやってみようと思っています。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    本当に色んな業界を見て欲しいです!
    私はスポーツ業界にすごく行きたくて葛藤してた時期に、そこから一転して色んな業界を見るようになったキッカケがありました。

    あるスポーツメーカーのグループ面接に行ったときに、同じような就活生と待合室で一緒になりました。
    その子は部活に入っているわけでは無かったし、スポーツに関わる勉強もしていなかったし、アルバイトとかでもリーダーなどになっていなかったんです。

    その時の自分は体育会の経験が絶対に活きる!と思ってたから、正直なんでこの子が残っているんだろう?と少し見下していました。

    ですが、その子が私がとことん落ちていたスポーツ系の企業に全部受かっていたんです。
    それを知って、なんで私が落ちてこの子がいけるんだろう?って思い、「なんで?」って聞いちゃったんです。

    そしたら、
    「○○さんってスポーツしか見ていないでしょ?そりゃ落ちるよ」
    「俺は早い段階で色んな業界を見てきて、それでもスポーツがいいっていう確信があるから、全部受かってる」
    「例えばお茶を販売している会社があるとしたら、○○さんはジャスミン茶とか麦茶とか、いろんなお茶を飲んでるんだと思う」
    「だけど俺の場合はコーヒーもオレンジジュースも飲んで、それでもお茶が良いんだって原点に戻ってこれた」
    他のところを受けた経験は全く無駄ではなくて、他業界の良さも取り入れた方が良いと、確信と自信がついてから、一気に選考に通るようになった
    って言っていて、たしかに私はお茶しか飲んでこなかったなって(笑)

    そこから違う業界を受け始めて、これってできないと思ってたけど、意外と出来るんだ!とか自分の新しい可能性に気づけました。

    アメフトの広報とかも同じでかっこいい動画だけ作っても観客は増えなくて、数学科とかラグビー部とか色んな他ジャンルの人とコラボして実際うまくいったから、就活もそうなんだなって思いましたね。

    就活ってすごく長いように感じるんですけど、こんなに色んな業界の中身を見れる期間って無いと思うので大切に過ごしてほしいです!

    私の場合は気づいたのが遅すぎたので、今こうやって就職支援の仕事をして色んな業界の人に出会い、この業界もアリだったなって思ったりすることもあるんです。

    だから学生にはそれを社会人ではなくて、学生のうちに出来るだけ「これ出来るかもな」とか「出来ないと思ってたけど意外と出来るんだ」みたいな新しい気づきを大事にしてほしいなと思います!

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
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    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

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