こんにちは、1st down編集部です。
連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。
今回は新卒入社5年目で、大手旅行代理店で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!
▼目次
【プロフィール】
年齢:26歳
大学時所属部活:アメリカンフットボール
職種:営業
業種: 大手旅行代理店 新卒入社5年目
就職人気ランキングが1位だったからです。もともと旅行業界に行きたかったわけでは無かったんです。
就活をしていた時は「これから仕事をするって立場なのに、やったことない仕事を絶対にこれが面白いとかこれが絶対向いてるって分かるわけない」って思っていました。
それを踏まえて、入社が難しい人気企業に入った方が今後のキャリアのためにもいいんじゃないかと思い、当時就職したい企業ランキング上位だったこの会社にしました。
苦しいビジネスをしているなっていうのが実感でした。
就活をしていた時は、ビジネスモデルについて全く考えたことなかったんです。だけど実際に入社してみて、なんでこんなに忙しいんだろうと疑問がわいてきました。
そこで本を読み漁り、「売り上げは単価×数量の方程式から逃れられない」ということを学んだ時にすごく納得感がありました。
「そうか、自分がいる業界は単価に対して利益率が低いからたくさん売らないといけないんだ」と。それを理解したときは心にグサッと来ましたね(笑)
前例のないことを自分自身で考え、行動して結果が出たときですね。
自分自身で学び、身に着けるという教育方針だったので、数字さえ上げてればぶっちゃけ自由に動いてもよかったんです。
例えば、僕が任された大手顧客が自社含め3社から1年ずつ時期をずらして、各社から受注していました。そのため、もともと自社が受注される年度ではなかったんです。
だから先輩社員からは「やる意味ないから、やめた方がいいよ」って言われましたけど、そこで無理やり押し切って提案に持ち込み、結果的に受注出来たことが一番嬉しかったですね。
予算を達成し続けながらも、副業を行っている先輩社員ですね。
この先輩は無駄なものをどんどん省いて、いい意味で目的に沿ったことしかやらないんです。
例えば、お金が欲しかったり増やしたかったら会社だけじゃなくない?だったり、お客さんから依頼が入ったときも、自分たちに求められている要求にこたえるだけで、変な資料は作る必要なくない?とか。
仕事をする上で、リスクマネジメントは常に注意しないといけないことだと思っています。だけど目的を達成するためだったら、今のやり方にこだわらずにもっといい方法があるんじゃない?って疑問を持つスタンスになったのはこの先輩社員がきっかけでした。
キャリアステップとして、経営の部分に関わっていきたいです。
一番の理由は経験です。より良いキャリアを歩むためには、経営視点を持つことが必要不可欠だと考えています。実際に小さな規模でも良いので、マネジメントを経験し自分の可能性を広げていきたいです。
様々な人から意見をもらって、選択肢をたくさん持ってほしいです。
当時就活をしているときは、実際に働いているアメフトの先輩に業界や職種について、たくさん話しを聞きに行きました。
説明会に行くだけじゃなく、そこで働く人の生の声を聞くと、就活の軸も変わってくると思います。
いま(2020年12月現在)はコロナ禍で大変だと思いますが、最近はいろいろな就活ツールがあるので、最大限活用しながら就活を乗り切ってほしいです。
自分自身に知識をつけまくって、後悔のない就職活動をしてください!
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ご覧いただき、ありがとうございました!
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