• 連載
  • 2022.02.20

流通・小売業で働くリアル|24歳/営業職/入社2年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社2年目で、食肉業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:24歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール
    職種:営業
    業種:食肉業界 (入社2年目)

    1日のスケジュール


    (1)現在の会社と業種を選んだ理由


    最初はエンタメ系の企業を希望して受け続けていました。
    しかし「人を喜ばせる」という軸から接客系も面白いんじゃないかというところで現在の会社を見つけました。

    業務としては主に精肉販売を行っています。
    スーパーやデパートなど、テナントで販売を行うことがメインです。
    肉を発注して、届いた塊のお肉を自分たちの手作業で商品にする部分としない部分に分け、それを商品化して販売するという感じですね。

    精肉だけじゃなく、売り込みの方法も店頭にいるスタッフたちで日々考えて行っていて、売り場で使う販促用のポップのデザインも行っています。

    ポップ(POP):お客様の購買意欲を後押しする広告。キャッチコピーや商品の説明文を入れて、商品の良さをアピールします。

    (2)入社前と入社後のギャップ


    入社前は黙々とお肉を切るだけだと思っていましたが、実際に入社してみて良い意味で自由な職場だなと感じました。

    実際にお肉を切るのはほとんど朝だけで、午後は業者との話し合いや発注業務が多いです。今は意外と人と話すスキルのほうが重要だと感じています。

    経験が豊富な人ほど、業者との打ち合わせで値引き交渉をしたり、コミュニケーションが上手で効率的に業務を行っています。
    経験の部分は今の自分にはないスキルなので、これから伸ばしていきたいと思っています。

    (3)仕事で一番うれしかったエピソード


    「このお肉綺麗だね」とかお客様から直接褒められることが嬉しいし、やりがいですね。お年賀など、お肉のラッピングもお客様から任されることが多いです。

    実際にここまで働いてみて、結果的にエンタメ業界より今の会社を選んでよかったと思っています。特にお客様とコミュニケーションを取ることが意外と多くて、やりがいを感じています。

    社会人になって働いてから、考えたり何かに気づくことのほうが大きくて、学生よりも社会人のほうが楽しいです!

    (4)影響を受けた上司


    1歳上で他大学のアメフト部から入社した先輩です。

    入社されてからそんなに長くないのに、アドバイスやコミュニケーションをしっかり取ってくれる上司なので、その人が成長させてくれたのかなと思います。
    人間関係や仕事の面で総合的に学ぶことが多かったです。本当にお世話になっています。

    (5)今後のビジョン


    現在は独立を考えています。

    組織の上に立つ人や実際に活躍している人は、周りに発信する能力が強くて、自分で何かを成し遂げた人が多いです。そういう人たちを見て影響を受けました。

    今は自分で本当に一から挑戦してみたいと思い、準備をしています。
    例えば、実際に経営されている方にアポイントを取って直接話を聞いたりしていますね。雇われている身じゃない分、考え方が豊かというか常識にとらわれていない人が本当に多くて学ぶことが多いです。

    みんな最初はリスクを背負ってやっています。リスクがあるからこそ、頑張れますね。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    自分の中でゴールがある方がやりやすいと思います。
    ゴールが見えていた方がそれに対して自分が何をするの?ということが明確になると思うんです。

    社会人になって目標が無いと、与えられた仕事を淡々とおこなって時間を無駄にしている感じがすると思います。

    私はこの業界に入って自分のやりたいことを見つけました。
    まずはゴールを見つけて、自分の中でどの環境がそのゴールに向けて頑張れるかを考えてほしいです。

    アメフトが短期集中型のスポーツで、集中力が培われてるので大丈夫だと思います!

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
    1st downでは他業界で働く方のリアルも紹介しています。
    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

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