• 連載
  • 2022.02.20

福祉業界で働くリアル|24歳/介護職/入社2年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社2年目で、福祉業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました!

▼目次

    【プロフィール】
    年齢:24歳
    大学時所属部活:アメリカンフットボール
    職種:介護士
    業種: 障がい者福祉施設(入社2年目)

    1日のスケジュール


    (1)現在の会社と業種を選んだ理由


    昔から福祉の業界は気になっていて、大学でも福祉の分野を学んでいました。その中でも特に障がいを持つ児童の分野に興味を持ち、この会社に決めた形ですね。

    現在は障がい者通所施設で働いています。
    就労継続支援B型と「生活介護という2つの枠の中で、私は生活介護の担当をしています。

    主な仕事内容としては、作業の提供と食事と排泄などの介助です。

    障がい者通所施設自立した日常・社会生活を目指し、生活能力の向上を目的とした活動をする場所。
    就労継続支援(A型・B型)企業等での就労が困難な障がい者に就労の機会提供をするとともに、知識及び能力向上のために必要になる活動を行う。雇用契約を結ぶA型と雇用契約を結ばないB型がある。

    (2)入社前と入社後のギャップ


    元々福祉業界で学生時代からアルバイトをしていたので、実際に想像していたものがそこにあるという感じで、あまりギャップはありませんでした。

    現在は育児休暇明けになるんですが、復帰する際に時短勤務の選択肢を取らずにフルタイムでの復帰を決めました。

    フルタイムで働く中で、「子供とうまく関わられるか?」とか、「支障は無いか?」とか色々考えました。最後は自分がやりたい仕事だったことと、夫が復帰に協力すると言ってくれたので、フルタイム復帰を決めました。

    今は育休明けでも不自由はないです。
    急なお休みをいただくときも、職場の皆さんが「気にせず休んでいいよ」と言ってくださるので、子育てはしやすい環境だと思います。

    ただ、やっぱり職員が常に足らない業界ではあるので、私たちがカバーしなきゃいけないことは多いですね。

    (3)仕事で一番うれしかったエピソード


    私が生活介護を担当している方の中の1名がふくよかな方で、これ以上体重が増えてしまうと、車椅子での移動になるかもしれませんでした。

    そこから実際にダイエットの計画を考えて、その方とご家族でアプローチし、なんとか承諾いただいてプログラムに取り組めるようになりました。
    そこから体重が減り始めて、少しずつ動けるようになったことが一番嬉しかったですね。

    (4)影響を受けた上司


    約10年働かれているベテランのグループのリーダーですね。

    自分が仕事で悩んだときに、こうしたほうがいいんじゃない?など的確なアドバイスを下さる方で、利用者さんの対応をしながら原因を見つけて、瞬時に判断できる方なので尊敬しています。

    (5)今後のビジョン


    今は社会福祉士の資格を取得したいと思っています。
    大学4年間で福祉の分野を勉強していたので、資格を取得できる状態ではありますが、まだ出来ていないためもう一度勉強して取りたいですね。

    取得した後は今働いている現場だけではなく、相談の事業にも挑戦してみたいと思っています。

    (6)就活中の体育会学生に伝えたいこと


    コロナの影響で大変だと思いますが、その中でやりたいものを見つけて、自分の強みを生かして就活してもらいたいです。

    (7)福祉業界を希望している学生に伝えたいこと


    福祉は何も知らない人が入ると大変な業界であると思いますが、その中でも自分なりのやりがいを見つけると楽しいです。

    大変なことも多いですが、利用者さんの笑顔で「この人可愛いな」とか「こんな笑顔もあるんだな」って思えるからこそ出来る仕事だと思います。自分なりに楽しめる方法を探して挑戦してほしいと思います。

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました!
    1st downでは他業界で働く方のリアルも紹介しています。
    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

    この記事をシェア