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  • 2023.01.13

【ゼロアメvol.10】アメフトの審判について学ぶ!

皆さんこんにちは!
1stdown編集部の清水です。

なんと今回でゼロアメはvol.10を迎えました!ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます!

アメフトの基礎ルールをはじめ、NFL、そしてXリーグ…ゼロアメを通してアメフトの楽しさや選手たちの熱量が皆さんへ伝われば幸いです!

さて、今回は選手たちと同様に大きな責任を背負ってフィールドに上がっている人たちをご紹介したいと思います。

どんなスポーツにも欠かせない重要な存在とは…?

!この記事のまとめポイント

■ アメフトの審判は7人体制で行う!
■ 審判のリーダーは「レフリー」
■ レフリーに次ぐのは「アンパイア」
■ オフェンス、ディフェンスそれぞれを見る審判がいる

▼目次

    スポーツにおける審判は、対象競技のルール等を熟知し、適正な判定を行いながら試合をスムーズに進行させる重要な役割を担っています。

    アメフトでも同様に重要な審判の存在ですが、一体どのような仕組みとなっているのでしょうか?

    ■ アメフトの審判構成


    日本のプロ野球で最も一般的であるのが4人審判制そしてラグビーでも3~4人審判制が一般的です。

    上記の流れからすると、アメフトも4人くらいかな?と思ってしまいますが、実はアメフトの審判は「7人」で構成されています。

    多すぎない?!と思った方もいるかもしれませんが、アメフトの場合は戦術のバリエーションが多岐に渡るため、一つのプレイにおいても同時多発的に様々な動きが発生してしまいます。そのため、他スポーツよりも多い審判構成となっているのです。

    審判団7人にもそれぞれポジションと役割があります。

    ■ レフリー


    審判団の主審、つまり審判団のリーダーです。試合運営の最終ジャッジを判断する重要な役割を担っています。また、目印のためレフリーのみ白い帽子を被っているのが特徴です。

    オフェンスサイドのスクリメージライン※から10~12ヤード離れた地点でジャッジをする。QBが持つボールの動きを確実に判断するため、QBが右利きなら右側、左利きなら左側にずれて位置を取っている。

    <※スクリメージラインとは>
    オフェンス側とディフェンス側の間に引かれた架空の境界線を意味する。つまり、プレーを始めるラインのことを指し、プレーが始まる前のボールの位置が基準になる。スクリメージライン上にボールが配置され、そのボールが動いたタイミングで攻撃開始となる。攻撃によって陣地を獲得していくに従って、スクリメージラインは敵陣のエンドラインに近づいていく。

    ■ アンパイア


    レフリーに次ぐ、副審のような役割を担っています。

    レフリーの反対側に位置するように、ディフェンスサイドのスクリメージラインから10~12ヤード離れた地点でジャッジをする。NFLではプレーに巻き込まれないよう、オフェンスサイドのQBを中心にレフリーと反対側に位置しています。

    ■ ヘッドラインズマン


    スクリメージラインの端に位置して、ライン上の動きを管理する審判。

    ボールの位置を示すチェーンクルーに指示を出したり、オフェンスの人数やオフサイド(プレー開始前にディフェンスがオフェンス陣地に入ること)、不正なモーションが無いかどうかなどをチェックします。また、ボールを持った選手が前進した地点を確認するのもヘッドラインズマンの役割です。

    ■ フィールドジャッジ


    スクリメージラインからディフェンスサイドに20ヤードほど離れ、ラインジャッジと同じサイドに位置します。

    WRとDBの反則(ホールディングやパスインターフェアなど)をチェックしたり、ディフェンスの選手の数を数える役割を持つ。また、自身のサイドにプレイが来た場合はレシーバーがパスをキャッチしたか、アウトオブバウンズかを判断します。

    FGやPATキックの際はゴールポストの下で成功したかどうかを確認します。

    ■ ラインジャッジ


    ヘッドラインズマンの逆サイドに位置する審判。

    役割はヘッドラインズマンとほぼ同様で、ゲーム全体の計時を管理する重要な役割を持ちます。

    ■ バックジャッジ


    ディフェンス側スクリメージラインから25ヤード後方の中央に位置する審判。

    プレイ開始前の40秒と25秒の時間を管理する役割を持ち、ディフェンスの人数を数えたりキックの際にはゴールポストの下でFGやPATキックの成功を確認します。

    ■ サイドジャッジ


    スクリメージラインから20ヤードほど離れて、ヘッドラインズと同じサイドに位置する審判。

    ディフェンスの選手を数えたり、時間管理の補助を行うことが主な役割。また補助をするだけでなく時計に従い、各クオーターの終わりにレフリーに知らせることも役割です。

    ■ まとめ


    ■ アメフトの審判は7人体制で行う!
    ■ 審判のリーダーは「レフリー」
    ■ レフリーに次ぐのは「アンパイア」
    ■ オフェンス、ディフェンスそれぞれを見る審判がいる

    いかがでしたでしょうか?

    普通に試合観戦をする分には知らなくても支障がない審判団の役割ですが、試合ルールや選手たちの動きに慣れてきた方は審判団の動きにも目を配るとより試合にのめり込むことが出来るかもしれませんね!

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