• コラム
  • 2024.08.23

【大学アメフト】地方リーグの注目チームをまとめてみた(2024年最新)

こんにちは!1stdown編集部です。



「地方リーグのチームってどこが強いの?」

「今年の注目選手って誰?」



今回はそんな疑問に答えるため、2024年シーズンの地方リーグ注目の4チーム及び注目選手をご紹介します!

▼目次

    ■ 東北大学ホーネッツ


    昨季東北学生リーグの覇者、東北大!甲子園ボウルトーナメントでは名城大学を下し、法政大との準決勝に進むものの惜敗しました。今季より新たに策定されたトーナメント方式において、北陸vs中四国の勝者VS関西1位の勝者に勝つことが、勝ち上がるための必須条件になります。今季こそ高い壁を越えることができるか、注目です!

    オフェンスの司令塔は昨季QB松本選手(4年)とQB坂田選手(3年)を併用しており、今季も2人のQBをシチュエーションによって使い分けるのか、先発を1人に固定するのかに注目が集まります。地上戦は185cm130kgと抜群の体躯を活かし、抜群の活躍を見せたOL江上選手(4年)がついにラストイヤー。130kgとは思えないステップワークでディフェンスをブロックする姿が印象的。オフェンスを牽引するエンジンとして期待がかかります。同学年のOL鈴木選手(4年)と共に今季もオフェンスの屋台骨としてチームを支えます。また、昨季安定している走りを見せたRB南里選手が卒業し新たなエースRBの台頭が勝利の鍵に。

    空中戦は下級生時から空中戦のエースとして活躍しているWR尾崎選手(4年)がついにラストイヤー!甲子園ボウルトーナメント準決勝の法政大戦でも安定感のあるキャッチが印象的でした。パスのメインターゲットとして相手ディフェンスのカバーが集中することが予想される中でどこまで活躍出来るのか、注目が集まります。

    ディフェンスは抜群のラッシュはもちろん主将としてチームも牽引していたDL鷹野選手やLB/DBの先発選手の多くを卒業により喪失。昨季180cmの長身を生かしたラッシュでチームにモメンタムを引き寄せたDL吉川選手(3年)やDL松永選手(4年)をはじめ、新たな中核選手の台頭が必須です。

    ■2023年リーグ戦戦績:2勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧

    ■ 名城大学ゴールデンライオンズ


    2018年以来5年ぶり8回目の東海学生リーグ優勝を飾った名城大!これまでチームを率いた槇野監督が昨季限りで勇退され、今季より監督が交代し迎える初年度。

    オフェンスは今季主将のOL浅野選手(4年)を初め、下級生時からスターターとして出場し実力充分のOL高橋選手(3年)やOL丸田選手(4年)が地上戦の中核に。また、RBには昨季要所でビッグゲインを見せたRB松田選手(3年)やRB西選手(4年)らタレントを揃え、今季はローテーション出場が予想されます。

    QBは昨季2番手として経験を積んだQB青山選手(4年)が先発候補。岐阜大とのリーグ最終節ではパスだけでなく、自身の快足を生かしたランプレーでタッチダウンを決めるなど運動能力の高さを見せつけました。チーム随一のプレーメーカーとして昨季空中戦で抜群の活躍を見せたエースTE大石選手(4年)や、安定感のあるキャッチが魅力のWR後藤選手(4年)とのホットライン構築に期待がかかります。昨季エースQB栗本選手を筆頭にリーグの中でも圧倒的な得点力を誇った名城オフェンスをさらに進化させることができるか。東海学生リーグ連覇に向けて非常に期待がかかります。

    ディフェンスは各ポジションの先発選手を卒業により多く喪失。昨季QBサックを多く決めたDL佐藤選手(4年)や甲子園ボウルトーナメントの東北大戦でインターセプトを決めたLB岩本選手(4年)が守備フロントを牽引します。また、セカンダリーには堅実なタックルが持ち味のDB馬見選手(4年)が残留し、期待がかかります。それぞれのポジションで新戦力の台頭が必須です。

    ■2023年リーグ戦戦績:5勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧

    ■ 九州大学パルーカス


    昨季3年ぶり16回目の優勝を決め、全日本大学選手権大会への進出した九州大!今季も九州学生リーグ優勝候補筆頭として期待がかかります。

    オフェンスは昨季先発経験のあるQB高木選手(4年)が先発候補。強みである走力と判断力を武器に、さらなる成長に注目です。WRユニットは昨季リーグ随一の身体能力でDBでも出場し関学戦でも活躍を見せたリーグMVPのWR野原選手を喪失するものの、福岡大戦や西南学院大戦でタッチダウンレシーブを決めたWR山懸選手(3年)がエース候補に。

    RBは昨季粘り強い走りでコンスタントにゲインを重ねたRB森下選手が卒業。RB亀井選手をはじめ、新たな地上戦のエースの台頭が必須に。地上戦を支える屋台骨には昨季安定感のあるブロックを見せたOL緒方選手(4年)が残留しユニットを牽引します。

    ディフェンスは昨季インターセプトをはじめ、キッカーとしても逆転FGを決めるなど、リーグ優勝の原動力となったLB岩本選手(3年)が中核選手に。ボールキャリアを確実に仕留めるハードタックルも魅力。一方でDLとDBは活躍を見せたDL西田選手やDB森口選手ら先発選手を数人喪失し、再建の1年に。

    ■2023年リーグ戦戦績:5勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧

    ■ 北海道大学ビッググリーン


    昨季リーグ戦全勝で2年連続28度目の優勝を飾った北海道大!北海道リーグでライバルである北海学園大戦でも33対7で勝利し圧倒的な強さを誇りました。今季リーグ3連覇に向けて注目が集まります!

    オフェンスは昨季リーグ随一のパスオフェンスを牽引したQB神田選手(3年)が今季も先発候補。北海学園大戦では圧巻の5TDパスを決めるなど、圧倒的な活躍を見せました。昨季リーグMVPを受賞したWR宮崎選手や快足を誇ったWR日高選手を喪失し、新たなホットライン構築に期待がかかります。

    地上戦は経験豊富なOL森川選手(3年)やOL依田選手(4年)、OL羽仁選手(4年)などが残留し、今季もオフェンスの原動力としてチームを支えます。昨季エースRBの榊選手を卒業により喪失し、新たなポイントゲッターの台頭に期待です。

    ディフェンスはどのユニットも主力選手を卒業により多く喪失。特にフロントの喪失が大きく、素早いプレーリードと堅実なタックルが魅力のLB千葉選手(4年)や、春シーズンの東大戦でリターナーとしても出場したDB小泉選手(3年)を筆頭に再建が期待されます。

    ■2023年リーグ戦戦績:5勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧


    いかがでしたでしょうか。

    今シーズンも関東関西だけでなく、地方リーグ選手の活躍も見逃せません・・・!(地方出身の良い選手がXリーグでも活躍しているので、個人的には地方リーグも毎年注目しています☺)

    秋シーズンの開幕が待ち遠しいですね!

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