こんにちは!1st down編集部です。
2024年6月に行われたU20世界選手権で米国代表に約20点差をつけて大勝するなど、目覚ましい活躍を見せた日本代表。国際的にも注目度が高まっている日本のアメフトですが、少しづつ海外挑戦している選手が増えてきています!
そこで今回は直近で海外挑戦している選手をご紹介いたします!現在挑戦している選手を含め、将来カレッジのスターになる選手やNFLのチームに入団する選手が出てくるのか。今回紹介する選手の今後の活躍にぜひ注目しましょう〜!
▼目次
佐藤 敏基(さとう としき)選手
・ポジション:K(キッカー)
・所属チーム:Calgary Stampeders(カナダ/CFL)
・出身大学:早稲田大学
現在社会人で海外リーグに所属している数少ない選手の一人!早稲田大学で2015年の甲子園ボウルに出場。大学卒業後にはXリーグのIBMビッグブルーに入団し、2019年に日本国内最長タイ(58yds)のFGを成功させ現在も記録を保持しています。
その後、CFLグローバルドラフトにてトロント・アルゴノーツから指名を受け入団!レギュラーシーズンの試合出場など実績を残し、現在のカルガリー・スタンピーダーズへ移籍しました。今シーズンも佐藤選手のキックに要注目です!
公式X:https://x.com/toshikicker16
公式Instagram:https://www.instagram.com/toshiki__11/
ハイライト:https://www.youtube.com/watch?v=KUN2Ru1A7Qo
1.岩井 零(いわい れい)選手
・ポジション:RB(ランニングバック)
・所属チーム:ニューメキシコ大学(アメリカ/NCAA DIV-1)
・出身高校:佼成学園
米カレッジの最上位カテゴリであるFBSでプレーするRB!小柄ながらも力強い走りが印象的な選手で佼成学園時代にはクリスマスボウル優勝を経験し、その試合では最優秀バック賞である三隅杯を受賞。幼少期からフラッグフットボールを経験し、類まれな運動神経で数々の素晴らしい走りを見せてきました。
2023シーズンはレギュラーシーズンでの試合出場こそ無かったものの、スカウトチームでの活躍などでチームのRBコーチからの評価も高いとのこと!2024シーズンのレギュラーシーズンでの試合出場に注目しましょう!
公式X:https://x.com/ray0iwai
ハイライト(高校時代):https://www.youtube.com/watch?v=awBzUQRpqT8&t=114s
2.花田 秀虎(はなだ ひでとら)選手
・ポジション:DL(ディフェンスライン)
・所属チーム:コロラド州立大学(アメリカ/NCAA DIV-1)
・出身大学:日本体育大学
相撲の全日本選手権大会では大学1年時として36年ぶりに優勝し、アマチュア横綱になった逸材!そこからNFL挑戦を宣言し、アメフトに競技を転向しました。競技歴わずか1年にも関わらず約130kgの体躯と相撲で培ったスタートが買われ、Japan U.S. Dream Bowlの日本代表チームやCFLコンバインに選出。
CFLコンバインでは海外のOLを相手にスピンムーブを決め、そこでの活躍が注目を集めたこともありコロラド州立大学に編入が決定しました。昨シーズンも入部2ヶ月程度でレギュラーシーズンの試合に出場する怪物っぷり。とんでもないスピードで成長を見せる花田選手の活躍から目が離せません…!
公式Instagram:https://www.instagram.com/torajiro.hanada/
公式Youtube:https://www.youtube.com/@hnd_hdtr0001
3.高橋 耀生(たかはし ようせい)選手
・ポジション:WR(ワイドレシーバー)
・所属チーム:サンディエゴ大学(アメリカ/DIV-1)
・出身高校:セントルイス高校(ハワイ)
米国のAFL(アリーナフットボールリーグ)に挑戦していた父親の高橋睦巳(むつみ)さんの影響でアメフトを始め、ハワイの強豪であるセントルイス高で活躍後にサンディエゴ大学への進学を発表。
先日行われたU20世界選手権でも決勝のカナダとの試合で見事なタッチダウンキャッチを見せました!今シーズンのロースター入り+試合への出場に期待です!
公式Instagram:https://www.instagram.com/yt.t22/
4.吉川 大紀(よしかわ だいき)選手
・ポジション:LB(ラインバッカー)
・所属チーム:ラマー大学(アメリカ/DIV-1)
・出身高校:ウィリアム・フレムド高校・佼成学園
テキサスの中学にてアメフトを始めた吉川選手!その後、ウィリアム・フレムド高と佼成学園で経験を積み、佼成学園時代にはディフェンスの中心選手として活躍を見せ全国優勝を経験。米国への大学進学を目指す中で早稲田大学に一度進学し日本のフィールドでプレー。その後もアメリカでプレーする機会を模索し続け、現在所属するラマー大学に編入しました。
高校時代にはRB/LB/DBを経験し、キッカーとしてもクリスマスボウルで決勝FGを決めるなど抜群のアスリートである吉川選手がアメリカでどんな活躍を見せてくれるのか!今から楽しみですね!
5.阿部 剛希(あべ ごうき)選手
・ポジション:DL(ディフェンスライン)
・所属チーム:セント・フランシス大学(アメリカ/今秋より編入)
・出身高校:佼成学園
後ほどご紹介するNFLアカデミー所属の下関選手と共に佼成学園で大活躍。パワー・スピード共に高校アメフト屈指の選手の一人でした。佼成学園卒業後は法政大学に進学。レベルの高い選手が揃う法政大DLユニットの中でも遜色なく活躍を見せていました!直近で行われたU20世界選手権でも日本代表として選抜されています。
そんな阿部選手ですが、今秋よりかつてシラキュース大学でプレーした菅野選手(現オービック)の出身校であるセント・フランシス大学に編入を表明。本場米国でどんなプレーを見せてくれるのか!今後の活躍が非常に楽しみな選手の一人です。
ハイライト(高校時代):https://www.youtube.com/watch?v=FdA0iQNnWTc
1.下関 凌真(しもせき りょうま)選手
・ポジション:DL(ディフェンスライン)
・所属チーム:NFLアカデミー(イギリス)
・出身高校:佼成学園
身長184cm、体重130kgと圧倒的なサイズで佼成学園時代にはDLとして驚異的なプレーを数多く決め、高校アメフトでも屈指の存在感を見せていた下関選手。チームとしてもクリスマスボウル優勝を経験し、そのまま国内の大学に進学が予想されていたものの、IBMビッグブルーに所属するWR近江選手との連絡をきっかけに状況は急変。
米国カレッジでプレーする機会を求め、急遽イギリスにあるNFLアカデミーに進学を決意。NFLアカデミーでは現在日本以外に約13カ国から選手を受け入れており、選手たちは基本的にNCAA所属の大学への進学を目指します。そんな世界からアスリート達が集まるNFLアカデミーでも下関選手は既に注目されている存在です!進学する大学を含め、下関選手の動向に今後も注目です!
ハイライト(高校時代):https://www.youtube.com/watch?v=gwd3iKZwPOo&t=67s
2.内川 誠(うちかわ まこと)選手
・ポジション:RB(ランニングバック)
・所属チーム:セント・トーマス・モア・スクール(アメリカ)
・出身高校:南山高校
約180cmの長身と持ち味の脚力を活かし、QB/RB/WRとして関学高戦でのアップセットの立役者になるなど高校時代から注目されていた内川選手。南山高時代からアメリカでの挑戦を志し、ポジションをQBからRBへコンバートし渡米。
セント・トーマス・モア・スクールへ入学後には着実にRBとして実績を残し、数多くの大学のオファーを受け現在も進学先を決めている最中とのこと。また、直近で行われたU20日本代表に選抜されており、強豪国との対決でもフィジカルを活かした力強い走りを何度も見せてくれました。高校のスタープレーヤーはどの大学に進学を決めるのか。その去就に注目です!
今回は現在海外に挑戦している日本人選手をまとめてみました!過去にも多くの選手が挑戦してきた米国のカレッジフットボールやCFL。しかし未だNFLのレギュラーシーズン出場の壁は破られていません。
現在挑戦している選手を始め、いつか日本人選手がNFLの壁を超える姿が見てみたいです!今後も挑戦している選手たちを応援していきましょう!ではまた!