• コラム
  • 2023.07.10

【大学アメフト】地方リーグの注目チームをまとめてみた(2023年最新)

こんにちは!1stdown編集部です。



「地方リーグのチームってどこが強いの?」

「今年の注目選手って誰?」



今回はそんな疑問に答えるため、2023年シーズンの地方リーグ注目の4チーム及び注目選手をご紹介します!

▼目次

    ■ 西南学院大学グリーンドルフィンズ


    まずは昨年度の九州学生リーグ王者で、かつリーグ優勝最多記録を保持する西南学院大学をご紹介します!昨季「打倒関西」を掲げ、学生王者である関西学院大学と西日本王者の座を懸けて激突するも49-9で敗北。関西の高い壁を越えるため、今季も「打倒関西」を目標にリベンジを誓います。

    オフェンスは3年生QB高橋選手が先発候補。昨季はWRとして試合出場機会の多かった4年生QB/WR大野選手の要所での起用にも注目。昨季から安定感のあるキャッチを見せる3年生WR熊木選手や4年生WR古川選手がパスのメインターゲットとして名乗りを上げます。

    また、タレントを揃えるランユニットは昨季1年生とは思えない力強さとスピードでロングゲインを何度も決めた2年生RB古庄選手と、チーム唯一の高校アメフト経験者で経験値十分のオールラウンダー4年生RB脇田選手のRBデュオに期待がかかります。走路をこじ開けるOLユニットには1年生から試合出場し、今季さらなる進化が期待される187cm 113kgの2年生OL/DL大前選手や、187cm120kgの3年生OL/DL三浦選手など、サイズ十分な選手が揃い屋台骨としてチームを支えます。

    ディフェンスは昨季の主力選手を卒業により喪失するものの、運動量豊富な4年生DB津森選手や4年生LB濱崎選手や4年生LB柴田選手など経験豊富なメンバーが揃い、今季も安定感のあるディフェンスでチームにモメンタムをもたらします。

    ■2022年リーグ戦戦績:4勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧
    ※昨季の福岡大との優勝決定戦

    ■ 中京大学イーグルス


    昨季爆発力のあるオフェンスと堅牢なディフェンスで隙を見せず、全勝優勝で東海学生リーグの王者となった中京大!全日本大学選手権では東北大学にタイブレークで敗北したものの、昨季チームを牽引した選手が多く残留し、今季こそ甲子園ボウルへの挑戦権を狙います。また、今春には関西Div.2の桃山学院大学を21対17の接戦で撃破し秋に向けて勢いのあるチームです。

    オフェンスは昨季からのエース4年生QB半田選手が先発候補。クイックリリースでショート・ミドル・ロングのどのレンジのパスも決めきる高い能力が魅力。昨季から何度も素晴らしいキャッチを決めたWR奥田選手/WR村瀬選手の3年生コンビや、球際に強い4年生WR追頭選手などWRユニットに信頼の置ける選手を揃え、今季さらなる飛躍が期待されます。

    地上戦は前述の桃山学院大戦で、ランでのTD2本とキックオフリターンTD1本の合計3TDを決め、勝利の立役者となった3年生エースRB松元選手に要注目。松元選手は先日行われた関西学院大学戦でも抜群のスピードとカットバックで独走TDを決めており、今季の大学アメフト界の中でも指折りの実力を持ちます。。また、スピードはもちろんパワフルな走りが魅力の4年生RB吉川選手の走りにも注目です。OLユニットには185cm 100kgの4年生OL加藤選手を筆頭にサイズと機動力のどちらもある選手が揃い、今季も爆発力のあるオフェンスを支えます。

    ディフェンスは関西学院大学とのJV戦でQBサックを決めたスピードのある4年生LB後藤選手や、先発経験を長く積み、フロントで存在感を見せる4年生LB前田選手に注目。セカンダリー陣にはクレバーなタックルとパスカバーが持ち味の3年生DB宋選手や3年生DB政ヶ谷選手らが揃い、相手オフェンスのシャットアウトを狙います。

    ■2022年リーグ戦戦績:5勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧
    ※今春に行われた関西学院大学との一戦

    ■ 東北大学ホーネッツ


    昨季東北学生リーグで全勝優勝を決め、全日本大学選手権でも数々の激戦を制し東日本代表校決定戦に出場した東北大学!全日本大学選手権では中京大学とのタイブレークまでもつれこむ大熱戦を制し、最後まで戦い抜く素晴らしい試合を見せてくれました。毎年高い組織力で毎年東北学生リーグで優勝争いをしている強豪校です。

    オフェンスはチームで一番のアスリートであったエースQB/WR芝山選手を卒業により喪失。先発QBを含め、新たなエースの台頭が必至。現段階での先発候補は2年生QB坂田選手。昨シーズンのようにチームのベストアスリートをQBとして起用するのかなど、秋シーズンの開幕は誰が先発を務めるのか、要注目です。空中戦は昨季までのエース3年生WR尾崎選手が残留することが明るい材料。春シーズンや夏を通してどこまで新QBと息を合わせる事ができるかがオフェンスの鍵になりそうです。

    ディフェンスは安定感のあるタックルとプレーリードが持ち味の4年生LB前川選手をはじめ、スピードのあるラッシュが強みの今年度主将DL鷹野選手など昨年度の先発選手が多く残留。長い秋シーズンを戦い抜くことを考えると、春シーズンを通してロスターの層をどこまで厚くできるかが重要に。

    ■2022年リーグ戦戦績:4勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧
    ※昨秋に行われた中京大学との激戦

    ■ 金沢大学エバーグリーン


    昨季北陸学生リーグを優勝し、全日本大学選手権に出場した金沢大学!全日本大学選手権1回戦では中四国代表の山口大学に勝利。2回戦では九州代表の西南学院大学に惜しくも敗北したものの、攻守にアスリートを揃え今シーズンも期待がかかります。

    オフェンスは走力に優れる今季主将のQB田中選手が先発候補に。メインターゲットには経験豊富な4年生WR大館選手と、DBとリターナーも兼任するアスリートの3年生根岸選手に期待がかかります。また、地上戦は昨年から素晴らしいデイライト能力とスピードで何度もロングゲインを見せたエースRB赤塚選手に注目。OLユニットも喪失者は少なく、春シーズンを通しどこまでブロッキングの精度やコンビネーションを高めることができるかがオフェンスの鍵に。

    ディフェンスは、オフェンスでも取り上げた昨季全日本大学選手権1回戦で値千金のインターセプトを決めた根岸選手に注目。LBユニットには2年生LB金森選手や、RBとしてオフェンスを牽引する赤塚選手などアスリートが揃います。赤塚選手は今季チームを救うプレーをオフェンス・ディフェンス共に決めることができるか。また、DLには春シーズンからロスタックルを決めている2年生DL小林選手の覚醒に期待がかかります。

    ■2022年リーグ戦戦績:2勝0敗(リーグ1位)
    チームHP
    選手一覧
    ※昨秋に行われた山口大学との全日本大学選手権1回戦

     


    関東・関西のチームはもちろんですが、地方リーグの盛り上がりにもぜひ注目してみてくださいね〜!今後も1st downにて各チームの戦力分析やライバル関係なども取り上げる予定なので、ぜひお楽しみに…!

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