1st down

アメフト総合情報サイト

1stdownに関するお問い合わせ 企業の方のお問い合わせ
  • 連載
  • 2022.02.22

不動産業界で働くリアル｜22歳/営業職/新卒入社1年目

こんにちは、1st down編集部です。

連載企画「働くリアル」では、各業界の現場で働くアメフトや他スポーツ出身者へお仕事を選んだ理由ややりがい、入社後のギャップなどを直接取材し、まとめて発信しています。

今回は新卒入社1年目で、不動産業界で働く方にお仕事のリアルを直撃しました！

▼目次

    【プロフィール】
    年齢：22歳
    大学時所属部活：野球
    職種：営業
    業種： 不動産業界 入社1年目

    1日のスケジュール

    （1）現在のお仕事について

    営業として、物件情報を確認できるポータルサイトに掲載する物件を自分で探して、売主さんなどに物件の写真の広告掲載依頼をします。その後承諾を得てから物件の写真を撮りに行き、ポータルサイトに掲載する仕事をしています。

    私が働いているのは不動産仲介会社なので、自社の物件を持っていないんです。不動産業界は様々な物件掲載サイトがあるんですが、その中でどの物件もご紹介可能なので、そのために各サイトで物件を探して広告掲載をしています。

    逆に言うと、広告掲載をしないと反響（お客様からの電話やメール等でのお問い合わせ）がもらえないんです。

    反響がもらえない＝お客さんがつかないので、お客さんを見つけるために一日5～6件ほど物件の写真を撮って、各サイトに掲載して反響をもらうというのが今の仕事ですね。

    （2）お仕事のやりがいについて

    まだ直接お客さんとコミュニケーションをする機会は無いんですが、お客さん側の視点に立って「内見に行きたい」と思うような写真を撮って、それが実際に反響になったときはやりがいを感じます。

    逆に反響が無いときは少し写真の撮り方を変えてみたり、本当にお客さんが今求めている家なのかを考えて、探し方も変えたりします。

    そういった工夫をして反響があった時には、「こういうやり方だったらお客さんが買ってくれるんだ」ってことが分かってやりがいを感じることが出来ます。

    （3）入社前と入社後のギャップ

    私の会社は一人一人が個人事業主という考えで、自分で勉強して自分でやる/やらないを判断するメリハリのある会社でもあります。なので、新卒一年目は手厚く見てもらえるんですけど、そこからは完全に一人で営業をして契約を取ってくる形です。

    自分がやらなければお金はもらえないし、やったらやった分だけお金がもらえるという感じなので、そういった部分で言うとギャップを感じました。

    （4）就職活動を振り返って

    元々不動産業界に入りたいと思って今の会社を選んだわけではないんです。

    ずっと目標を持ちながら野球をやっていたんですけど、大学のときにプロ野球選手は諦めて、「社会人として何になりたいか」を考えたときに一番に思いついた目標が社長になることだったんです。

    そこで社長になるためにはどうしたら良いか、どういう会社に入った方が良いかをエージェントの方に相談した結果、今勤めている会社をご紹介していただきました。そこから今の会社を調べていくうちに、子会社が多い関係で他の会社より社長になれる確率が高いというのが分かったんです。

    普通だったら社長は一人しかいないのに色んなところに社長がいて、実際に若くして社長になった人がいるという話も聞いていました。

    あとは実力主義ですね。自分がやった分だけお金ももらえますし、頑張った分だけ地位も上がって成果を残せば昇格することが出来ます。

    元々16年間野球をやってきていて競争心があるので、やるならやっぱり上を目指したい気持ちが大きかったです。あとは私の中で「自分で会社を立ち上げたい」という気持ちがあったので、最終的にこの会社を選びました。

    （5）野球の経験が社会に出て活きたこと

    仲介会社なので仕事をする際に個人のお客様と法人のお客様とどちらも会うんですが、物件を紹介する際に自分が「この物件、あまり良くないな」と思ってしまったら、お客様も「ここは本当に良い物件なの？」と不安になってしまうと思うんです。

    なので、まずは自分が自信を持って物件をご紹介することを大切にしています。

    野球でも「この相手には勝てないんだろうな」って思ってしまった時点で負けだと思っています。逆に「俺なら打てる！」って思えば自分の実力では打てなかったピッチャー相手でも打てることってあるんですよね。

    それは営業でも一緒で「お客様を楽しませることが大前提だから、そのためには自分がアピールできるところを持っていないとお客様にもご紹介出来ない」と上司からよく言われているので、自分自身の気持ちがしっかりついていかないとダメだと思っています。

    そういったマインドは野球をやってきたからこそ、繋がる部分だと思います。

    （6）今後のビジョン

    一番近い目標は契約です。今も反響はいただけているんですが、まだ営業としてお客様の対応は出来ない段階なので、上司の方に代わりに担当してもらっています。

    今はちょっとずつ営業の形を教えてもらって、ロープレなどを経験してから今年の10月くらいまでに契約をすることが今の目標です。

    その目標を達成するために今は「社内で一番反響をもらう」ことを目指しています。それが出来れば上司に認めてもらえて、反響をいただいた物件を徐々に任せてもらえると思いますし、勉強やロープレも実践しながら成長出来ると思っています。

    （7）就活中の体育会学生に伝えたいこと

    しっかりと会社を調べてから最終的に決断する方が良いと思います。

    Webサイトに載っている情報だけではなくて、OB訪問等で実際の働き方や仕事内容を聞けるようなことをしたり、本当にこの会社に入って成長できるのかとか、そういったことをしっかり調べてから入社した方が良いと思います！

    ・・・

    ご覧いただき、ありがとうございました！
    1st downでは他業界で働く方のリアルも紹介しています。
    気になる方はぜひこちらからご覧ください。

    この記事をシェア

    関連記事